2008-07-02

軽井沢から箱根、日光、そしてなぜか高円寺へ


図書館に予約していた福田和美著「日光鱒釣紳士物語」(山と渓谷社)が来ているという。どうして「日光鱒釣紳士物語」なのかというと、2008/06/27付けのニュースで立松和平氏がその作品について、栃木県日光市職員の福田和美氏から記述が類似しているとの指摘を受けたといっており、その福田氏の著作というのが「日光鱒釣紳士物語」(山と渓谷社)だからなんです。

このニュースのおかげで──類似しているかどうかについてはまったく何も知らないのですが──私はこの二つの本に「昭和初期に中禅寺湖で鱒釣りに来ていた外国人と地元ガイドとの交流」が描かれていることを知り、ちょっと読んでみたいと思ったわけなのです。

というのも、そのたった前日の2008/06/28、私は軽井沢へ行って、日本の中にある外国人の避暑地についてちょっと考え、さきほどアップした「ほんとうのマトリョーシカ。」で、かつて箱根にあったロシア正教の教会というものについて(写真画像が現存。というかウェブで見られます)ちょっと考え、しかしまあこのぶんだとなんだな、知りうる道も行き止まりかな、などと思っていた矢先だったからだ。

鱒釣り、外国人、避暑地、地元の人……とくれば、これは矢先の「日光版」かもしれない、いや濃厚にそのようではありませんか!

ただ、こういう「ひもとく」系というのは私にとって盆栽みたいなもので、ごく呑気な趣味性のものです。マン盆栽みたいに仕上がれば素敵なんですがね。

ちなみにリョーシ猫こと私が以前から気になっている、ひもとく系の近所ものがありまして、それが高円寺の遊園地ってやつ。これに関するおすすめリンクはこちら↓
終戦前に出現!? わが町ウォーターシュート物語 
このリンク先にも古い写真がいろいろ掲載されているのですが、この古い写真をウェブで収集し閲覧できるようにするというのは、いろんなことに役立てることができる、とてもいいことのように思います。

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