2009-12-31

2009年、ありがとうございました。

いよいよ2010年がやってきます。
来年はああしようとか、こうしようとか。
テレビを見ながら考えているころでしょうか。

さて私は、宇多田ヒカルさんの歌詞にある、
調子が悪いときは深呼吸、
の心構えで、新しい年を迎えたいと思います。

よい年を迎えられますよう!

ニューイヤーにメッセージを贈るツール

なんて、もうでてきているのでしょうか。あったらいいな。(!)

中身はメーリングリストとほとんど同じで、
ローカルのメーラーとアドレス帳機能が、ネット上にあるイメージ。
受け取り方はテキストメールで、
ビジュアルがつけたい人は自分のホームページかブログか、
ネット上のどこかにおいて、自分らしさを表現したらどうでしょう。

年ごとに「自分らしさ」も変わるので、
アーカイブしていくのもおもしろい。

2009-12-27

LibraryThing、という書棚。

amazonの「おすすめ」棚はなかなか便利だけれども、やはり購入の動線というコンセプトでできているのはもちろんだろう。そういうわけで、売らず、買わず、本の愛好者のためのサイトというのが、この「LibraryThing」という書棚であるらしい。twitterとの連携もあり。

2009-12-26

アラブマトをいただきました。


仕事とプライベートといずれも旅行に縁があって、よく出かけられる方に「アラブマト」をいただきました。見たことない、マトリョーシカ。

首のくびれも少なく、マトリョーシカ独得のパカッと開く上部が全部ベールというデザイン。色調もとても整っていて、素朴なようで格調高いマトリョーシカであります。

手の付き方、描き方にもひとくせ、ふたくせあって、それがどーんと5体というので、かなりの迫力です。

ほんとうにありがとうございました。

2009-12-25

今どきの動画ネコふう、聖夜の「リョーシ猫」


こちらはロボットならぬ、生ネコの「リョーシ猫」。
ところでその後、ぬいぐるみロボットの猫が実際に鳴くのを聴いたのですが、その声が思った以上によくできていてびっくり。抱っこされると、にゃーんと鳴くのですが、その声がとてもうれしそうで、おじいさんもつい毛布をかけてやり、なんてったって、手放せないのでした。

2009-12-24

法人ユースのIKEAをよく見かける。


写真は病院で使用していたコップ(青い方)。一目でこれはイケアのコップだろうと思って裏面を見たら、案の定「IKEA」と書いてあった。

これに限らず、ライブハウスの楽屋にIKEAのテーブルランプが置いてあったり、それからどこか受付カウンターのようなところでもIKEAのテーブルランプを見た。さらに花屋さんでスタンドの黒板とか、ジムでそのホワイトボード版、そのほかにももっと細かいアイテム(小物入れみたいのとか)をいろいろ入れている店も見たことがある。

法人もリアクションが速い昨今だなあ、とも思うけれども、ひと目みてイケアとわかるのはやはりデザインに一貫性があるからだ。カタログを読み込んでいるからわかるのではなく、素材感を含め、そのサイズとか、やっぱり総じてデザインが、もしかしてイケアでは?と思わせるわけである。こういうのは、徐々に、私たちの暮らしを変えていく力を持つものなんじゃないか、と思われるのでありました。

2009-12-22

病室のラウンジにぬいぐるみロボットが……。

内科の病棟は2階にあって、エレベータのすぐ横に飲み物などを置いているラウンジがあるのだが、上がってきてすぐ横を見ると、その卓上にまっ白い猫が座っていた。
「あ、あれロボットでしょう?」
と看護婦さんに訊くと
「にゃーとか鳴くんですよ」という。患者さんの私物だそうだ。

持ち主は、かなり高齢の男性で、いつもそのラウンジへやってきて、猫を前へ置いておいて、いねむりしている。

2009-12-20

Googleのランキングとアラート。

私はこの科学と広告のブログのほかに、「響けブログ」というのを書いており、それはこのブログよりも長く、4年目ということになる。簡単なツールでアクセス解析をしているが、そういうのを見てみたり、googleのツールであるアラートを登録していたりすると、ちょっとした変化のようなことが起こることがある。

もちろんアクセスの増減は、より多くの方がブログを読んでくれたり、逆に最近つまんないやってことで去っていったりされたのかもしれないし、それ以上に世の中のアテンションというものにはほんとうに浮き沈みがあるので、そういう影響を多大に受けざるを得ない可能性はある。

だが、それなりに長く見ていると、そういう要素よりもgoogleのアルゴリズムが変化したのかな、と思われることも多い。そして私のごく狭い範囲のアクセス解析の印象では、以前よりネット外の影響を受けにくくなっており、ウェブ内独自のなるべく堅牢な価値基準を打ち出すような方向に感じられる。

ただ同時にそのことは、ユーザのネットの使い方を映す鏡となってもいる気がする。まだ始めて間もないころの響けブログのアクセスが急騰したことがあったが、それは「木村カエラ」という検索キーワードが要因だった。たぶんテレビかなにかにでたのだろう。4年前ぐらいだと、テレビで紹介された何分後かにそのキーワードでアクセスが急騰するということはしょっちゅう起きていた。強者はテレビガイドを買ってネタを仕込んでいたものである。

そういうアクセスが少なくなると、検索エンジンが「ウェブ内独自のなるべく堅牢な価値基準を打ち出」しているように見えるだろう。そうなるとニワトリが先かたまごが先か。

ただ、どちらが先かということを気にしなければ、最近のグーグルの検索結果は、なんかすごく整理され、しかるべき棚に収まって、カエサルのものはカエサルへという印象を受ける。雑然としていたころが少しは懐かしいが、「まるで人間がやったように」収まっていると思う。たとえば、以前はなんでもポータルが優位だったけれども、その情報は誰の物か、という観点から言えば、本人発信のものを重視したほうがよい。そこで以前は情報が集まっているところへ誘導したのが、細分化・精緻化されて、個人、固有の商品、法人等別にどこにオリジナルの情報があるかへ誘導している、という印象がある。これらはぜんぶ、私個人のユーザの使い心地の印象であります。こうやって、なぜそう思うか、をつぶやいてみると改めて、そうとうな技術量が投入されているんだろうなあ、という印象なのでありました。

2009-12-18

新書や文庫のフォーマット。

単行本と違って、新書や文庫は出版社ごとにあるフォーマットの表紙をしていることが多い。岩波文庫には、今でもほとんどの点数で共通の表紙がかけられているし、文庫も新書もその色分けがジャンルを示していたりもしたのである。

最近は、いろんな楽しい表紙がつくようになった。新書の場合も、勝間和代さんの断る力のように、大きなオビがついているものも現れている。

フォーマットが有効だったのは、それが古典という共通したクオリティを体現しており、知識を入れるフォルダーだったからだ、と思えなくもない。

ただ実感としては、新書の中身ができて、さあ表紙という時になって、そのフォーマットが少しもありがたく思えないということが多いような気がする。それはどうしてかと思うわけだが、最大の理由は、そういうフォーマットのようなものが(それがいかにすばらしいデザインでも)そもそも長続きしない時代だからじゃないだろうか。媒体に永続性を担わせることそのものが難しいのだろうという気がする。

2009-12-17

根津界隈のスナップ続く。。

(前回の続き)
とにかく風景が、写真に撮って!という顔をしているように思えて、どうしてもうろうろしてしまうのでありました。

かなり広い店舗なのに、所狭し。

焦げあとは火事の名残?

こちらはお花屋さんです。

赤いシャツを干している家。

「響けブログ」にも他の画像を掲載しています。よかったら併せてご覧ください。

打合せで、昔の面影残る根津界隈へ。

千代田線の根津駅周辺には、近所の人向けなのか、それともわざわざ遊びに来る人が相手なのか、なんとも言えない、風情ある店が軒を並べている。それがなんとみんな一本裏手の狭い通り沿いにあるというのが、くせがあるのだった。

布製の軒を垂らした店が多い。

家々はビルの谷間にあり、わずかなすき間から、空が。

新しい店と古い店が混在して、それが世代交代みたいに見える。

2009-12-16

中高年と新しい操作

テレビ電話の操作をぬいぐるみロボットが見守ってくれるというシステムが実験的に導入されているというニュース。

毎日jp
ぬいぐるみロボット:対話サポート、テレビ電話も安心 ATRがシステム開発 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20091216ddlk26040514000c.html


そういえば先日2009/12/02の朝日新聞の夕刊に、ネット検索で「脳が活性化」という記事が載っており、ネットで読むことができる。 中高年がネット検索をすると脳が活性化するのを、fMRIを使って調べたそうである。

asahi.com
ネット検索で脳イキイキ、米大学研究 認知症予防にも?
http://www.asahi.com/science/update/1202/TKY200912020153.html


小さい頃〜壮年期ぐらいまでに、ある程度の情報環境に接することなく過ごした世代の人々が、今後世の中がユビキタス時代になっていくのにどうするか、というのは、いわゆる先進国はどこでも課題になっているが、その時にどういう対策をとるかという時にこのような2つの方向性が出てくるのに、以前にも一度遭遇したことがあった。おそらく直面している事態は似ているのだと思うが、取り組みとしてはかなり違うし、その背後にある考え方もきっと異なるもののように思われて興味深い。

2009-12-14

久しぶり、原寸大ならぬ現物ちらしは湯たんぽfashy。


ドイツ・ファシー社の湯たんぽ、昨年は一部でブレークしておりましたが、今年は隅々まで行き渡っているような印象がなくもありません。私のは白でナナメ縞というやつ。


買ってみたら、水枕型のちらしがついてきました。注ぎ口のところが、こだわりのシェイプであります。


※その他の原寸大ちらしは、右コラムの「カテゴリー一覧」で「そのまんまチラシ」をクリックするとご覧になれます。

あれれ「グリーソカレー」?

[響けブログ]http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/
にも書いたのだが、追記。

グリーンのことを「グリーソ」と書いてある、なんていうことは、これまでは滅多に見ることはなかったけれども、あ、まあ、間違いか、というぐらい「軽い」感じに受け取れるような感覚へと、明らかに変化している。

考えてみれば英語圏の人々は、Bill Brysonが
More than 300 million people in the world speak English and the rest, it sometimes seems, try to.
というくらいで、間違った英語が使われているのを見るのには慣れているものと思われる。

何にでも慣れるものだ、ぐらいにしかオチをつけられないのですが。

The Mother Tongue

Harper Perennial

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2009-12-13

国立国会図書館の世界の館長シリーズがウェブで。

国立国会図書館では、2009年、世界の主要な図書館の館長や前館長などを招いて、講演会と、国立国会図書館 館長の長尾先生との対談というイベントをシリーズで開催していた。施設や利用といった一般的な図書館学的なところだけでなく、デジタル時代を踏まえた議論をしていこうというシリーズだったと思う。

一般講演だったので、このうち私は以下のふたつに参加した。

講演会「インターネットと文化:チャンスか危機か」
ジャンヌネー前フランス国立図書館長による講演と対談

講演会「パピルスからPDFへ:よみがえるアレクサンドリア図書館」
アレクサンドリア図書館長イスマイル・セラゲルディン氏による講演と対談

なかなか面白い機会だったのですが、先日長尾先生が「月報に載せている」とおっしゃっていたので調べてみたら、ありました。

国立国会図書館月報(アーカイブ)
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/back.html


「講演会」としか書いていないので要チェック。しかし、ウェブで見られるのはありがたいです。

2009-12-12

年末年始にやること。

年末になると、今年一年で何が出来たっけな、ということをどうしても思うが、それはだいたいもう9月ごろに決まっていることが多い。もっと言えば、だいたい7月ごろに見通しが固まってきていたりする。

すると12月に思うことはむしろ、予定していたことがほんとに出来たか、という確認であることが多い。後半はいつも、予定してたことができたかどうかということになるわけである。

でもって、これを踏まえて、来年の目標というのがどうしても考えていこうとなるわけである。この時にちょっと飛躍してやるのがよく、庭師の腕のみせどころ、みたいな感じになる。私はあまり得意ではないのだけれども。

で、ときに、このブログが、昨年は6月から始めて165の投稿があったのに、今年、2009年は、なんと!12ヵ月フルにあって現在147というのはいかなることにやあらん!

というわけで師走は走るぞ。

2009-12-06

分身、変身はあたりまえ!?

神戸の西武百貨店で来年の新春、2010万円のアクトロイドが販売されるそうだ。

神戸新聞
あなたの分身「人型ロボ」 2010万円で販売 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002560751.shtml


ところでつい先週水曜日(2009/12/02朝日夕刊)の朝日新聞の夕刊にも、セカンドライフからリアルに流れ込んできた(?)バーチャル採用説明会の話題が掲載されていた。

朝日求人ウェブ
ネットに分身、チャットで会話 バーチャル採用説明会
http://www.asahi.com/job/news/TKY200912020259.html


「変身」といえば、トランスフォーマーを思い出すが、この「分身」これから来春にかけて、ちょっとしたブームが来るのでは? ちなみにグーグルでは現在、検索結果現在2,900,000ヒットという表示。

「分身」と「変身」、そろって読むこともできるんですね。

変身 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社
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分身 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社
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2009-12-05

来た!Googleの日本語FEP

ウェブからの辞書獲得というのは、最近いろいろとホットになっているらしい。獲得以前にまず「集める」ということが簡単になったり、すでに集められたものが自由に使えるようになったりという時代の流れに加え、コンピュータの高速化や周辺機器を含めた低コスト化、ソフト技術の発達などが、ちょうど実りの時期を迎えたという様相を感じる。それに……グーグルが、そういったことの開発のリソースに困らないだろうことは、誰にでも予想できる。

こういったツールが発達してくると、おそらく「ことば」もコンピュータに教えてもらうというようなことが増えてくるかもしれない。そうすると「マニュアル人間」とか「ロボットみたいな」という表現が石器時代みたいに(!?)聞こえ始めて、今の私たちからするとまだかなりこなれていない不自然に響くような言い方もOKになっていくかもしれない。ことばの常は、使われ方優位だから、OKもそのうち「正しい」の仲間入りかも。

そこで突然思い出すのが、科学の王は物理学、女王は数学、はたまた王は哲学、女王は言語学という謂いである。

言語をコンピュータがジャックすると、哲学はどうなるんだろう?

Google日本語入力ツール(BATA)から話が飛躍しましたが。。

2009-12-04

メトロマナーポスター、家でやろう。12月

東京メトロのマナーポスターシリーズも、もう二度目の師走ですね。

かなり酔ってる人が描かれていますが、特に年末、やはりこういうケースが多いのでしょう。なんかポスターにテーマとして取り上げられることでかえって、どんなマナー違反が多いかの統計を読んでいるような気にもなるから不思議です。

2009-12-02

ロボットのハート。

ロボットはいつも人間になりたがっているというのは、やっぱり「ピノキオ」の刷り込みかなあと思うのですが、それでもなんとなく「そういうものだ」とずっと以前から知っているような気がする。ずっとというのは子供の時にはじめてそういう場面に遭遇して「ああ、きっとそういうことになっているのだろうな」と直観してしまう、というやつ。

そういうことを思い出す動画を以前見たのだが、ずっと見つからなかった。真剣に探したら、突然見つかりました。

BBC | The robot that loves to be hugged
http://news.bbc.co.uk/2/hi/7532195.stm


プロジェクトサイトはこちら
HEART ROBOT project web site
http://www.heartrobot.org.uk/


University of West of England, Bristol | News 2008
UWE's Heart Robot wows all at Science Museum
Issue date: 30/07/2008
http://info.uwe.ac.uk/news/uwenews/article.asp?item=1319