2009-12-31

2009年、ありがとうございました。

いよいよ2010年がやってきます。
来年はああしようとか、こうしようとか。
テレビを見ながら考えているころでしょうか。

さて私は、宇多田ヒカルさんの歌詞にある、
調子が悪いときは深呼吸、
の心構えで、新しい年を迎えたいと思います。

よい年を迎えられますよう!

ニューイヤーにメッセージを贈るツール

なんて、もうでてきているのでしょうか。あったらいいな。(!)

中身はメーリングリストとほとんど同じで、
ローカルのメーラーとアドレス帳機能が、ネット上にあるイメージ。
受け取り方はテキストメールで、
ビジュアルがつけたい人は自分のホームページかブログか、
ネット上のどこかにおいて、自分らしさを表現したらどうでしょう。

年ごとに「自分らしさ」も変わるので、
アーカイブしていくのもおもしろい。

2009-12-27

LibraryThing、という書棚。

amazonの「おすすめ」棚はなかなか便利だけれども、やはり購入の動線というコンセプトでできているのはもちろんだろう。そういうわけで、売らず、買わず、本の愛好者のためのサイトというのが、この「LibraryThing」という書棚であるらしい。twitterとの連携もあり。

2009-12-26

アラブマトをいただきました。


仕事とプライベートといずれも旅行に縁があって、よく出かけられる方に「アラブマト」をいただきました。見たことない、マトリョーシカ。

首のくびれも少なく、マトリョーシカ独得のパカッと開く上部が全部ベールというデザイン。色調もとても整っていて、素朴なようで格調高いマトリョーシカであります。

手の付き方、描き方にもひとくせ、ふたくせあって、それがどーんと5体というので、かなりの迫力です。

ほんとうにありがとうございました。

2009-12-25

今どきの動画ネコふう、聖夜の「リョーシ猫」


こちらはロボットならぬ、生ネコの「リョーシ猫」。
ところでその後、ぬいぐるみロボットの猫が実際に鳴くのを聴いたのですが、その声が思った以上によくできていてびっくり。抱っこされると、にゃーんと鳴くのですが、その声がとてもうれしそうで、おじいさんもつい毛布をかけてやり、なんてったって、手放せないのでした。

2009-12-24

法人ユースのIKEAをよく見かける。


写真は病院で使用していたコップ(青い方)。一目でこれはイケアのコップだろうと思って裏面を見たら、案の定「IKEA」と書いてあった。

これに限らず、ライブハウスの楽屋にIKEAのテーブルランプが置いてあったり、それからどこか受付カウンターのようなところでもIKEAのテーブルランプを見た。さらに花屋さんでスタンドの黒板とか、ジムでそのホワイトボード版、そのほかにももっと細かいアイテム(小物入れみたいのとか)をいろいろ入れている店も見たことがある。

法人もリアクションが速い昨今だなあ、とも思うけれども、ひと目みてイケアとわかるのはやはりデザインに一貫性があるからだ。カタログを読み込んでいるからわかるのではなく、素材感を含め、そのサイズとか、やっぱり総じてデザインが、もしかしてイケアでは?と思わせるわけである。こういうのは、徐々に、私たちの暮らしを変えていく力を持つものなんじゃないか、と思われるのでありました。

2009-12-22

病室のラウンジにぬいぐるみロボットが……。

内科の病棟は2階にあって、エレベータのすぐ横に飲み物などを置いているラウンジがあるのだが、上がってきてすぐ横を見ると、その卓上にまっ白い猫が座っていた。
「あ、あれロボットでしょう?」
と看護婦さんに訊くと
「にゃーとか鳴くんですよ」という。患者さんの私物だそうだ。

持ち主は、かなり高齢の男性で、いつもそのラウンジへやってきて、猫を前へ置いておいて、いねむりしている。

2009-12-20

Googleのランキングとアラート。

私はこの科学と広告のブログのほかに、「響けブログ」というのを書いており、それはこのブログよりも長く、4年目ということになる。簡単なツールでアクセス解析をしているが、そういうのを見てみたり、googleのツールであるアラートを登録していたりすると、ちょっとした変化のようなことが起こることがある。

もちろんアクセスの増減は、より多くの方がブログを読んでくれたり、逆に最近つまんないやってことで去っていったりされたのかもしれないし、それ以上に世の中のアテンションというものにはほんとうに浮き沈みがあるので、そういう影響を多大に受けざるを得ない可能性はある。

だが、それなりに長く見ていると、そういう要素よりもgoogleのアルゴリズムが変化したのかな、と思われることも多い。そして私のごく狭い範囲のアクセス解析の印象では、以前よりネット外の影響を受けにくくなっており、ウェブ内独自のなるべく堅牢な価値基準を打ち出すような方向に感じられる。

ただ同時にそのことは、ユーザのネットの使い方を映す鏡となってもいる気がする。まだ始めて間もないころの響けブログのアクセスが急騰したことがあったが、それは「木村カエラ」という検索キーワードが要因だった。たぶんテレビかなにかにでたのだろう。4年前ぐらいだと、テレビで紹介された何分後かにそのキーワードでアクセスが急騰するということはしょっちゅう起きていた。強者はテレビガイドを買ってネタを仕込んでいたものである。

そういうアクセスが少なくなると、検索エンジンが「ウェブ内独自のなるべく堅牢な価値基準を打ち出」しているように見えるだろう。そうなるとニワトリが先かたまごが先か。

ただ、どちらが先かということを気にしなければ、最近のグーグルの検索結果は、なんかすごく整理され、しかるべき棚に収まって、カエサルのものはカエサルへという印象を受ける。雑然としていたころが少しは懐かしいが、「まるで人間がやったように」収まっていると思う。たとえば、以前はなんでもポータルが優位だったけれども、その情報は誰の物か、という観点から言えば、本人発信のものを重視したほうがよい。そこで以前は情報が集まっているところへ誘導したのが、細分化・精緻化されて、個人、固有の商品、法人等別にどこにオリジナルの情報があるかへ誘導している、という印象がある。これらはぜんぶ、私個人のユーザの使い心地の印象であります。こうやって、なぜそう思うか、をつぶやいてみると改めて、そうとうな技術量が投入されているんだろうなあ、という印象なのでありました。

2009-12-18

新書や文庫のフォーマット。

単行本と違って、新書や文庫は出版社ごとにあるフォーマットの表紙をしていることが多い。岩波文庫には、今でもほとんどの点数で共通の表紙がかけられているし、文庫も新書もその色分けがジャンルを示していたりもしたのである。

最近は、いろんな楽しい表紙がつくようになった。新書の場合も、勝間和代さんの断る力のように、大きなオビがついているものも現れている。

フォーマットが有効だったのは、それが古典という共通したクオリティを体現しており、知識を入れるフォルダーだったからだ、と思えなくもない。

ただ実感としては、新書の中身ができて、さあ表紙という時になって、そのフォーマットが少しもありがたく思えないということが多いような気がする。それはどうしてかと思うわけだが、最大の理由は、そういうフォーマットのようなものが(それがいかにすばらしいデザインでも)そもそも長続きしない時代だからじゃないだろうか。媒体に永続性を担わせることそのものが難しいのだろうという気がする。

2009-12-17

根津界隈のスナップ続く。。

(前回の続き)
とにかく風景が、写真に撮って!という顔をしているように思えて、どうしてもうろうろしてしまうのでありました。

かなり広い店舗なのに、所狭し。

焦げあとは火事の名残?

こちらはお花屋さんです。

赤いシャツを干している家。

「響けブログ」にも他の画像を掲載しています。よかったら併せてご覧ください。

打合せで、昔の面影残る根津界隈へ。

千代田線の根津駅周辺には、近所の人向けなのか、それともわざわざ遊びに来る人が相手なのか、なんとも言えない、風情ある店が軒を並べている。それがなんとみんな一本裏手の狭い通り沿いにあるというのが、くせがあるのだった。

布製の軒を垂らした店が多い。

家々はビルの谷間にあり、わずかなすき間から、空が。

新しい店と古い店が混在して、それが世代交代みたいに見える。

2009-12-16

中高年と新しい操作

テレビ電話の操作をぬいぐるみロボットが見守ってくれるというシステムが実験的に導入されているというニュース。

毎日jp
ぬいぐるみロボット:対話サポート、テレビ電話も安心 ATRがシステム開発 /京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20091216ddlk26040514000c.html


そういえば先日2009/12/02の朝日新聞の夕刊に、ネット検索で「脳が活性化」という記事が載っており、ネットで読むことができる。 中高年がネット検索をすると脳が活性化するのを、fMRIを使って調べたそうである。

asahi.com
ネット検索で脳イキイキ、米大学研究 認知症予防にも?
http://www.asahi.com/science/update/1202/TKY200912020153.html


小さい頃〜壮年期ぐらいまでに、ある程度の情報環境に接することなく過ごした世代の人々が、今後世の中がユビキタス時代になっていくのにどうするか、というのは、いわゆる先進国はどこでも課題になっているが、その時にどういう対策をとるかという時にこのような2つの方向性が出てくるのに、以前にも一度遭遇したことがあった。おそらく直面している事態は似ているのだと思うが、取り組みとしてはかなり違うし、その背後にある考え方もきっと異なるもののように思われて興味深い。

2009-12-14

久しぶり、原寸大ならぬ現物ちらしは湯たんぽfashy。


ドイツ・ファシー社の湯たんぽ、昨年は一部でブレークしておりましたが、今年は隅々まで行き渡っているような印象がなくもありません。私のは白でナナメ縞というやつ。


買ってみたら、水枕型のちらしがついてきました。注ぎ口のところが、こだわりのシェイプであります。


※その他の原寸大ちらしは、右コラムの「カテゴリー一覧」で「そのまんまチラシ」をクリックするとご覧になれます。

あれれ「グリーソカレー」?

[響けブログ]http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/
にも書いたのだが、追記。

グリーンのことを「グリーソ」と書いてある、なんていうことは、これまでは滅多に見ることはなかったけれども、あ、まあ、間違いか、というぐらい「軽い」感じに受け取れるような感覚へと、明らかに変化している。

考えてみれば英語圏の人々は、Bill Brysonが
More than 300 million people in the world speak English and the rest, it sometimes seems, try to.
というくらいで、間違った英語が使われているのを見るのには慣れているものと思われる。

何にでも慣れるものだ、ぐらいにしかオチをつけられないのですが。

The Mother Tongue

Harper Perennial

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2009-12-13

国立国会図書館の世界の館長シリーズがウェブで。

国立国会図書館では、2009年、世界の主要な図書館の館長や前館長などを招いて、講演会と、国立国会図書館 館長の長尾先生との対談というイベントをシリーズで開催していた。施設や利用といった一般的な図書館学的なところだけでなく、デジタル時代を踏まえた議論をしていこうというシリーズだったと思う。

一般講演だったので、このうち私は以下のふたつに参加した。

講演会「インターネットと文化:チャンスか危機か」
ジャンヌネー前フランス国立図書館長による講演と対談

講演会「パピルスからPDFへ:よみがえるアレクサンドリア図書館」
アレクサンドリア図書館長イスマイル・セラゲルディン氏による講演と対談

なかなか面白い機会だったのですが、先日長尾先生が「月報に載せている」とおっしゃっていたので調べてみたら、ありました。

国立国会図書館月報(アーカイブ)
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/back.html


「講演会」としか書いていないので要チェック。しかし、ウェブで見られるのはありがたいです。

2009-12-12

年末年始にやること。

年末になると、今年一年で何が出来たっけな、ということをどうしても思うが、それはだいたいもう9月ごろに決まっていることが多い。もっと言えば、だいたい7月ごろに見通しが固まってきていたりする。

すると12月に思うことはむしろ、予定していたことがほんとに出来たか、という確認であることが多い。後半はいつも、予定してたことができたかどうかということになるわけである。

でもって、これを踏まえて、来年の目標というのがどうしても考えていこうとなるわけである。この時にちょっと飛躍してやるのがよく、庭師の腕のみせどころ、みたいな感じになる。私はあまり得意ではないのだけれども。

で、ときに、このブログが、昨年は6月から始めて165の投稿があったのに、今年、2009年は、なんと!12ヵ月フルにあって現在147というのはいかなることにやあらん!

というわけで師走は走るぞ。

2009-12-06

分身、変身はあたりまえ!?

神戸の西武百貨店で来年の新春、2010万円のアクトロイドが販売されるそうだ。

神戸新聞
あなたの分身「人型ロボ」 2010万円で販売 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002560751.shtml


ところでつい先週水曜日(2009/12/02朝日夕刊)の朝日新聞の夕刊にも、セカンドライフからリアルに流れ込んできた(?)バーチャル採用説明会の話題が掲載されていた。

朝日求人ウェブ
ネットに分身、チャットで会話 バーチャル採用説明会
http://www.asahi.com/job/news/TKY200912020259.html


「変身」といえば、トランスフォーマーを思い出すが、この「分身」これから来春にかけて、ちょっとしたブームが来るのでは? ちなみにグーグルでは現在、検索結果現在2,900,000ヒットという表示。

「分身」と「変身」、そろって読むこともできるんですね。

変身 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社
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分身 (集英社文庫)
東野 圭吾
集英社
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2009-12-05

来た!Googleの日本語FEP

ウェブからの辞書獲得というのは、最近いろいろとホットになっているらしい。獲得以前にまず「集める」ということが簡単になったり、すでに集められたものが自由に使えるようになったりという時代の流れに加え、コンピュータの高速化や周辺機器を含めた低コスト化、ソフト技術の発達などが、ちょうど実りの時期を迎えたという様相を感じる。それに……グーグルが、そういったことの開発のリソースに困らないだろうことは、誰にでも予想できる。

こういったツールが発達してくると、おそらく「ことば」もコンピュータに教えてもらうというようなことが増えてくるかもしれない。そうすると「マニュアル人間」とか「ロボットみたいな」という表現が石器時代みたいに(!?)聞こえ始めて、今の私たちからするとまだかなりこなれていない不自然に響くような言い方もOKになっていくかもしれない。ことばの常は、使われ方優位だから、OKもそのうち「正しい」の仲間入りかも。

そこで突然思い出すのが、科学の王は物理学、女王は数学、はたまた王は哲学、女王は言語学という謂いである。

言語をコンピュータがジャックすると、哲学はどうなるんだろう?

Google日本語入力ツール(BATA)から話が飛躍しましたが。。

2009-12-04

メトロマナーポスター、家でやろう。12月

東京メトロのマナーポスターシリーズも、もう二度目の師走ですね。

かなり酔ってる人が描かれていますが、特に年末、やはりこういうケースが多いのでしょう。なんかポスターにテーマとして取り上げられることでかえって、どんなマナー違反が多いかの統計を読んでいるような気にもなるから不思議です。

2009-12-02

ロボットのハート。

ロボットはいつも人間になりたがっているというのは、やっぱり「ピノキオ」の刷り込みかなあと思うのですが、それでもなんとなく「そういうものだ」とずっと以前から知っているような気がする。ずっとというのは子供の時にはじめてそういう場面に遭遇して「ああ、きっとそういうことになっているのだろうな」と直観してしまう、というやつ。

そういうことを思い出す動画を以前見たのだが、ずっと見つからなかった。真剣に探したら、突然見つかりました。

BBC | The robot that loves to be hugged
http://news.bbc.co.uk/2/hi/7532195.stm


プロジェクトサイトはこちら
HEART ROBOT project web site
http://www.heartrobot.org.uk/


University of West of England, Bristol | News 2008
UWE's Heart Robot wows all at Science Museum
Issue date: 30/07/2008
http://info.uwe.ac.uk/news/uwenews/article.asp?item=1319

2009-11-08

家でやろう。ってことが多いみたいですね。


東京メトロマナーポスター11月は、遅ればせながら「家でやろう。」でした。化粧品ってなにかと香料が入っているので、なにも粉が散らなくても、周囲に何ものか蒔く、というところまで表現されています。

2009-11-04

リョーシカのいない月曜日。


『週刊リョーシカ!』の第二弾が先週終わってほっと一息。今週は更新のない月曜日も過ぎて。

最初は、すごく、ああ、今日は更新しなくていいんだなぁ〜と思いながらすごすのに、これが一カ月もすると、そういうペースに慣れてしまうから不思議です。

雑誌のパートワークというのの編集をしていたことがあるのですが、あれと同じでやはり最初は少し溜めて記事を作っておき、だんだんペースが身についたところで、多少押しても大丈夫というふうになっていきますね、やはり。

ま、雑誌の場合は中盤でもおしませんが。

2009-10-30

MEMORO、戦争体験(など)を語り継ぐ。

MEMORO
the bank of memories
http://www.memoro.org/


朝日新聞で紹介されていたのをさっそく訪問。こういったプロジェクトを知るのはやはりメディア経由が多い。お年寄りへのインタビュー動画を集めたサイトとのこと。

お年寄りの話を聞くという機会は、どんどん減っていると思う。お年寄りは増えているが、その個人的な昔話を聞くことは滅多にない。そういうのは結局のところ、聞かなければ、話されることはない。聞いたって、うまく聞くことができるかどうかわからない。

未来を「読む」ことの価値(値段というか)が上がり、相対的に過去に属する知恵や知識の価値が下がるという傾向は今後も進むだろう。結局そういうまとめられた過去はコピー可能だからだ。だが、MEMOROが集めようとしているような、ひとりひとりの個人的な記憶の中の過去は違う。ひとりひとり異なる無限のバリエーションであり、といって多大な共通点も持っており……そういう動画、そういうデータがたくさん集まることはとても魅力的だ。

Google Mapsで主な都市のロード風景も眺めることができ、MEMOROのようなサイトで知らない国の軒先でお年寄りの昔話まで聞けるのならば、コンピュータが「ブンガク」を書く日も遠くないかもしれない。

googleの別のプロジェクトについてはこちらから↓
科学と広告のブログ 2009-09-11
MAKE HISTORYというプロジェクト

2009-10-27

リョーシカ最終週、公開!

『週刊リョーシカ!』PART2
第30週:量子と情報処理の未来へ
2009-10-26掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_030.html


公開いたしました。

ところで、先日結婚式があって、
はじめての結婚マトを制作いたしました。
すてきな花嫁でした。どうぞお幸せに。

2009-10-20

週刊リョーシカ!、第29週公開。

『週刊リョーシカ!』PART2
第29週:ようこそ量子、再び。
2009-10-19掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_029.html


昨日夜に、公開いたしました。

量子を楽しむ週刊コンテンツ『週刊リョーシカ!』ですが、
そもそもの掲載開始は、2007年10月26日のことでした。

第50週の公開後、しばらくお休みし、
2009年春に、現在の「PART2」がスタート。

今回のシリーズでは、
オリジナルマト作りにチャレンジする
SPECIALコンテンツ2009 「わたしだけのマトリョーシカ。」
も交えながらの連載となりましたが、
みなさまお楽しみいただけましたでしょうか?

さて、その「PART2」も、
次号の2009年10月26日の公開をもちまして、
またしばらくお休みさせていただきます。

そう遠くない将来、
また新たな企画で舞い戻ってまいります。。

というわけで、来週もどうぞお楽しみに。

今週の記事はこちらから。

2009-10-15

サイトでこたえ一発!

昔テレビコマーシャルで「とかくこの世は計算さ〜」で始まる電卓の広告があったのだが、そういうと案外覚えていない人が多い。世代の違いとかじゃありませんよ、同時代の人に聞いても忘れているのだ。

その歌のおしまいが商品名に絡んで「こたえ一発!」というのだが、そのころの精神を受け継いでか、「keisan」というサイトがあるのだった。



 

2009-10-14

SFとファンタジーとホラーと。

アーシュラ・K・ル=グウィンを検索していて、英語ではあるのだが、頼もしいデータベースを発見。


著者の略歴、雑誌への寄稿を含めた著作リスト、現在執筆中の本の情報まで、内容も充実。

2009-10-12

週刊リョーシカ!宇宙へ、第28週公開。

『週刊リョーシカ!』PART2
第28週:大スケールといえばユニバース。
2009-10-12掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_028.html


公開いたしました。
あまり小さいものばかり見ていても……ということで
今週はどどーんと大きい宇宙の話。

ぜひご覧ください。

2009-10-07

Google → Barcode.

これはずいぶん思い切った「ロゴ周知策」と思って、何の気なしに「barcode, nobel」で検索したら、ありました、こんな記事。(最近はすっかり自分のためのリンク集みたいになっておりますが……トホ。)

guardian.co.uk, Wednesday 7 October 2009 02.29 BST
Bar codes: an everyday example of the Nobel prizewinners' genius
by Mark Tran
http://www.guardian.co.uk/science/2009/oct/07/bar-code-google-doodle-nobel

Bar codes are celebrated with a Google doodle that honours a familiar application of the technology brought to us by winners of the Nobel prize for physics

昨日発表になったノーベル物理学賞2009ですが、現在通信インフラである光ファイバーを発明したカオ氏と、CCD発明者二人が受賞。バーコードは、CCDで読むんだよ〜という記事であります。

いや、それをGoogleがロゴスペースに置いているよ、というのが記事だ(ブログじゃなく)、というのがやや衝撃的でした。

2009-10-06

ノーベル物理学賞、量子か?

量子の分野にノーベル物理学賞というのは、何も新しい話ではなくて、アインシュタインもそうだし、ハイゼンベルクもそうである。しかし6日に発表されるノーベル物理学賞2009、なかでも量子力学(Quantum mechanics)分野の受賞が有力であるとか。さあ誰の手に? というので、The Nobel Foundationからの少ない情報で、今日1日盛り上がろう、というニュースがいろいろアップされているようです。

STOCKHOLM, Oct. 5, 2009
All Eyes on Nobel Physics Prize
http://www.cbsnews.com/stories/2009/10/05/tech/main5365418.shtml

2009-10-05

続・スケール編。週刊リョーシカ!第27週公開。

『週刊リョーシカ!』PART2
第27週:スケールと精度。
2009-10-05掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_027.html


今週はリョーシ猫がお届けしております。

「高校時代、モルでつまづく人が多い!?」
前回に続いて、今回は
「なんで顕微鏡が使えないの!?」から
「因数分解でつまづく人が多い!?」まで
リョーシ猫が爆走いたします(!)

よかったらご覧ください。

2009-10-03

東京メトロ、家でやろう。10月。


東京メトロマナーポスター10月の新作は、有楽町線永田町駅でカシャリ。ケータイしか持っておらず、この画質でご容赦。

しかし最近、確かにこのように「食事」してたり、「鏡を見てお化粧」したり、ここはどこ? 的な行動の人が多い。いや、なんていうか、やむかたなき感じではなくて、そのくらいいいのよ、という感じになっているのが、変化な感じなのだ。そのくらいいいのよなものといえば、編み物とか。さすがに実際にしている人はみないけれど、私なんかは「もしも」とか「万が一」に備えたいほうだから、「アブナク」見えてしまうのですよ、そーゆーの。

2009-10-01

来た来た、トランスフォーマーもの。

上のSnowならぬホワイトタイガーはUSBメモリー、下の鳥類系絶滅哺乳類系恐竜?イエローはマウスだそうです。なるほどー。言うは易し、つくるのはたいへんそう。

トランスフォーマー デヴァイスレーベル タイガトロン operating USB MEMORY
タカラトミー
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トランスフォーマー デヴァイスレーベル グリムロック operating LASER MOUSE
タカラトミー
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2009-09-29

「モル」という単位。週刊リョーシカ!第26週公開

『週刊リョーシカ!』PART2
第26週:小さくなあれ、小さくなあれ。
2009-09-28掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_026.html


今週はリョーシ猫はお休みで、
ニウモン猫がお届けしております。

「高校時代、モルでつまづく人が多い!?」
というよからぬうわさを耳にしながら、
ニウモン猫、渾身の更新でございます。

よかったらご覧ください。

2009-09-28

間取りとロボット

ロボLDKは、神奈川県主催のコンテストで、すでに終了しているとのこと。しかし「ロボLDK」というネーミングはなかなかイマジネーションを刺激します。

ロボLDK
http://www.roboldk.jp/


私も家にロボット掃除機が来て以来、家庭のリビング空間もバリアフリーならぬロボットフリーであったほうがいいのでは、と思うようになりました。道路、バス・電車、などの公共空間はもちろん、プライベート空間も、R2-D2がすいすい進めるような具合になっていると、いろいろと具合がよいわけです。家具なんかも下をロボット掃除機が通れるようにしておけば、管理が楽なのです。

新しいマンションなどはもちろん賃貸物件でも、何か新しい必要、新しい考え方によってもっと住みやすく変わっていってくれたらいいなあ、などと期待してしまいます。

2009-09-25

英語の青空文庫みたいな。

Google Booksのページをブラウズしていたら、その書籍データのリソースのひとつであるらしい以下のサイトを発見。


ここには、オンラインで無料で全ページ読める本が、現在1736点(2009/09/25現在)。たぶんデータは青空文庫とかと一緒で、テキストデータなんだろうと思います。それをちょっとしたレイアウトのフォーマットをかけて、本みたいな読み心地を作っているみたいです。

サイトをご覧になってもわかるかと思いますが、その読み心地が、かなりいいと思いました。活版のなつかしい感じ。

2009-09-23

おやっ! マトリョーシカがKENZOに。

リョーシカが誰からか教えてもらったらしいこの情報、
ウェブでチェックすると……

KENZO
MODE & ACCESSORIES
http://www.kenzo.com/


なるほど、KENZOのこの秋冬のコレクションのイメージにマトリョーシカが使われています。ウェブの画面はロシアの風景(?)で、マトリョーシカ雪に埋もれていて。ふむふむ、このマトリョーシカは超伝統柄ですね。

なんかもっとオリジナリティのあるものでもよかったんじゃ、
と思うのはきっとシロウトの浅知恵で、単にこけしというか、
つまり日本のクラフトと思われておしまい、ってことでしょうか。

しかしKENZOのイメージが、このマトの伝統柄と
びみょーに合わない気がしないでもない。
ただし、それも折り込み済みって感じ。

なかなかたのもしいKENZOサイト、
マトリョーシカファンの方、一見の価値アリ、でございます。

2009-09-22

グラフってわかってるようで……週刊リョーシカ!第25週公開

これ、なんだと思います?


さて『週刊リョーシカ!』PART2 さきほど更新いたしました。
第25週:グラフの読み手、使い手。
2009-09-21掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_025.html


上掲のグラフィックは「ローソク足」と呼ばれる、
株価グラフで使われる図形。

よくビジネス書などでも”数字の見える化”として
とりあげられるグラフですが、
さあて、で何を見てるんだっけ?
というのがおろそかになると、
ミイラ取りがミイラになる……みたいなことにもなりかねず。

というわけで、
基礎的なところを見ておきましょう
という話題です。

お暇なときにご覧ください。

2009-09-18

Googleのアンドロイドは虫に似てる。


グーグルでロボットといえばクローラ。グーグルでアンドロイドといえば……虫なんでしょうか。グーグルのOSが発表になったようですね。

Android 1.6 Release
http://www.android.com/


Developer Announcements
http://developer.android.com/index.html



虫っていったい……しかし、こういう映像を見ると、なるほど、という感じがします。
Robots with a mind of their own
http://www.youtube.com/watch?v=SkvpEfAPXn4


Youtubeで「Swarm Robotics」を検索すると、インフルエンザが拡大する時のような伝播のシミュレーションなどもでてきて、面白いです。

こちらも御参考↓
科学と広告のブログ:
プリンストン大学とKindleの話
2008-07-01

2009-09-15

指数的増え方、しっぽが残る減り方 第24週

第24週:指数的増え方、しっぽが残る減り方
2009-09-15掲載


アップいたしました。
今回の話は、指数関数と、
ロングテールで有名なべき乗則。

またまたグラフを使って、
お話してまいりますよ。

ぜひご覧ください。

2009-09-11

MAKE HISTORYというプロジェクト

坂本龍一氏の著書『音楽は自由にする』に、坂本氏自身が撮影したワールドトレードセンターの事件当時というか、窓から見えたまさに現場の写真が掲載されていて、それこそちょっとキャパの戦場写真のような感銘を受けた。なんか後から振り返ると、それを見るためにあの本を手に入れたのではないかと思うほどだ。

あの事件、その体験をどのように伝えたらいいか、ということは現場にいたとても多くの人がずっと感じてきたことであり、それぞれに表現してきたことでもあるだろう。これはもちろんこの事件だけに限らないし、実際、先月生まれて初めて「宝塚線」に乗った時にも思ったことだった。

ついでにSeptember 11thについて遠いなりに綴った写真連載が別ブログにあるので、よかったらご覧ください。

[響けブログ]http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/
[ニューヨーク2000年滞在記、WTCツインタワーがあった頃。]
全26回シリーズ(第一回はこちらから)


Make History | National September 11 Memorial & Museum
http://makehistory.national911memorial.org/


さて、September 11thのメモリアルサイト『MAKE HISTORY』が公開されています。Official Google Blogに掲載されていて知ったのですが、画面を見るとすぐ察されるように、そう、ストリートビューが活用されています。

すでにかなり見応えのあるプロジェクトになっていますが、こういったものはどうしたら成功するのだろうか、と思いふと、誰かが書いていたことを思い出しました。梅田望夫さんです。

[科学と広告のブログ]
個人による、ネットワーク上の実験と考察
2009-07-27
http://sciencecopywriter.blogspot.com/2009/07/blog-post_27.html


梅田氏は「オープンソース的協力が成立する要件についての実験と考察」で、試案として5つの要件を挙げており、今回のプロジェクトはそのうち4つががつんとあてはまります。そこで5つめの「プロジェクト・リーダーの私的な利益に供しないこと」ですが、このプロジェクトはグーグルの技術的広報役も兼ねているので広告は発動している、のは確か。とはいえ多くを提供しているのもグーグルということだから、まさにグーグル的に満たしているとさえいえるのかもしれません。

音楽は自由にする
坂本龍一
by Ryuichi Sakamoto
新潮社
このアイテムの詳細を見る

2009-09-10

電車アイテムin飲料自販機


西武池袋線江古田駅へ行った。ホームの自販機に、ふしぎなフィギュアを発見。おや。これは。西武線の広告とも、コカコーラからのメッセージとも、いやこれはまたどちらとも言い難い。。

2009-09-08

これ、面白い。ROBO STYLE


やたらすなおなリアクションをしてしまいましたが、そう思わせたのは、このウェブサイト。

ROBO STYLE
http://robostyle.shooti.jp/


一見売れっ子雑誌風のシンプルレイアウトながら、CMS感あります。
こう見えて、研究者・技術者の情報交換ポータルという機能を果たそうとしているんですね、きっと。

スケールの話を少々。第23週

『週刊リョーシカ!』PART2 更新いたしました。
第23週:テラギガメガは当たり前!
2009-09-07掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_023.html

昨日アップいたしました。
ここのところ掲載が遅れておりまして恐縮です。

どうも式を取り扱う基礎的なところは、
リョーシ猫単独ではなんともアイデアがなくて、
四苦八苦でございます。

基礎的なところはまとめてやったほうが
効率がいいし……などとぐちる今日この頃。

秋風さやかにいきたいところが、
残暑にうだうだでございます。

2009-09-02

東京メトロポスター9月、部でやろう。


なんか、ふっきれてきた感のある最近のメトロポスターであります。なんでもありでこじんまりしない方針は大切だなあ、と傍目にも思いました。
後で、渚で、ときて、そうかそれなら丘でも、湯でも、夢でも、なんでもありだな、と思っていたところへの「部」。「社」っていうのもあったけど、近い感じで、利用者への配慮などが感じられる作品。
ユーモアといっても、たしなめるのがマナーポスターという基本もしっかり押さえられいて。

2009-08-31

どっちが増える?雪だるま式とネズミ算

『週刊リョーシカ!』の記事をアップいたしました。

第22週:どっちが増える?雪だるま式とネズミ算
2009-08-31掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_022.html


今回は、前回のスケール編の第二回目。
増えるといってもどのくらい増えるの?
という話を展開しております。

ぜひご覧ください。

2009-08-28

リョーシカの更新は、来週に延期します。

すみません。接続不調により、更新を延期いたします。
掲載次第、当ブログにて、ご報告いたします。


今日、書店で見かけた一冊:
他諺の空似—ことわざ人類学 (光文社文庫)
米原 万里
光文社
amazonへ

表紙にマトリョーシカのイラストが描かれている。そうか、2009年、この方が生きていらしたら、私たちはマトリョーシカについてもっと読めたかもしれない。マトリョーシカの左は福禄寿。

2009-08-25

今日のグーグルは、ガリレオ。


今日のグーグルは、ガリレオのテレスコープのようだ。

グーグルの検索結果リストに表示される下記のサイトは、
彼の発明品のいろいろが、コンパクトにまとまっている。
写真を見るだけでも、楽しい。
中高生のみなさんには、駆け込み夏休みの宿題にもなりそうだが……大人がそう言ってそそのかしてはいけませんね。
The Galileo Project | Biography | Telescope
http://galileo.rice.edu/bio/narrative_6.html

2009-08-15

原寸大ちらしが「人物」の場合。


こちらは今マクドナルドの店頭に立っている「NIPPON ALL STARS」というハートを掲げた人物。

当ブログでは、「そのまんまチラシ」というカテゴリーを設けており、原寸大であったり、商品のそのままのかたちを活かした販促物などをコレクションしています。そこでこの「NIPPON ALL STARS」氏に遭遇したところ、以前からこのような等身大(って、本物と比べようはないんだけど)のペラリとしたスタンドものの「人物」が気になることに気づき──カーネルサンダースおじさんやSATOちゃんも気になることは気になるのだが、ペラリとしてるローテクがかえって、ホログラム的リアリティを醸し出してもいることから、ひょっとしてこれは、その「そのまんまちらし」の一種ではないか、という結論へ至ったのでありました。

というわけで、その第一集としまして、夏休みのマクドナルド(週末にはドナルドも来るらしい)へ行ったついでに、一緒にバーチャル・トレイを持ってみました。

なお、今週は『週刊リョーシカ!』はお休みです。

2009-08-10

quantumの話題ふたつ。

ひとつは、先日「サイエンスレクチャーの醍醐味って何だろう?」(2009-07-22)でもご紹介した、「英国科学実験講座開催20周年記念シンポジウム」Bearutiful Science 〜科学する楽しみ〜のイベントの一環で、むしろメインで行われた親子参加のレクチャーのレポートがアップされたようなので、ご紹介いたします。

【レポート】
クリスマス・レクチャー2009 - 驚異の計算速度と性能限界、そして量子コンピュータのはなし
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/08/03/christmaslecture2/index.html


これ、行きたかったのですが文京シビックホールでの開催で、参加は抽選だったんですね。で、落選したのかというとそうではないのです、私のコドモが拒否。ま、しょうがないですな。昨今のコドモは忙しく、自分が進む方角と関係ない親の関心にまでつきあえないのであります。

レポート中「重畳現象」というのは、「重ね合わせ状態」のことだろうか。

このレクチャーのテーマになっている「The ghost in the machine(機械の中のゴースト)」と言えば、映画『i robot』で、死んだロボットの生みの親の博士が、ロボットの中にさまざまなデータの断片がghostが生む、それが「free will」を生み、それは「creativity」とも言い換えられ、「soul」にも成長するだろう、それが引き起こす結末は──「revolution」だ、と言っているのが思い出され、比較的これは一般参加者のイメージにも近いのではないかなあと思うのだけれども……たぶん講演者のビショップ教授という方の意図としては、アインシュタインが念頭にあるんじゃないかと思います。

ということは、
「冷やした超電導体を磁石のレール上に浮遊させる」
という実験を実演してくださったとのことなのですが、こここそが
「おお、ゴースト」と思う箇所であるに違いありません。

と、思うと、やっぱうちのコドモが行っても意味なかったな、と思う次第でありました。(トホ)

さてもう一つは、quantum違いの007ネタ。こっちもかっこいーぞ。
007シリーズの最新作は慰めの報酬、この原題が「Quantum of Solace」と言います。その本が、ブックデザインの賞(the British Book Design and Production Awards 2009)の候補になっている様子。

M16 News
New Quantum of Solace anthology on British Book Design awards shortlist
08-08-09


Ian Fleming 007
Quantum of Solace Short-listed in British Book Design and Production Awards
Friday, August 07, 2009


ちなみに、この本をデザインしたデザイナーが所属する「Pentagram」は世界的なデザインクリエイティブ集団で、ニューヨークやサンフランシスコにもオフィスがあります。

2009-08-09

「私はがんこ」を優雅に語る、横山広美さんにお会いしました。


東京大学のUTalkというサイエンスカフェに参加いたしました。本郷構内の赤門という入口のすぐそばに福武ホールという、ベネッセの福武氏の寄付による、安藤忠雄氏設計の建物があり、その中にあるカフェでの開催。土曜日でしたが、社会人の方、学生の方など、おそらく定員を超える方々が集い、活発に質問をされていました。

横山広美さんは、東大の先生でもあり、主に素粒子など物理の根幹の研究に関して、国際的なネットワークを背景に、国内の広報を担当されているとのこと。ちなみに、あのラップで有名な(というと若干語弊がありますが)スイスの大規模研究プロジェクト「LHC」などの国内広報も担当されているのだそうです。詳しくはこちら↓

横山広美さんホームページ
http://www.hiromiyokoyama.com/


と、実際にお会いしてみると、いやそれが、実にホームページのイメージ通りの方でびっくりしました。これからは科学コミュニケーションの時代かな(!)と、ふと思われる瞬間があり、科学コミュニケーションとは何であり、横山さんがこれについてどう考え、何に取り組んでいるのかがよくわかりました。

このUTalkという催し、今後もいろいろと開催が予定されているのだそうですよ。
UTalk 開催情報
http://online.iii.u-tokyo.ac.jp/fukutake/2009/07/



<今回の開催記録>
「UTalk: 童話作家を夢見た少女が『Newton』に出会った時」
日時: 8月8日(土)午後2:00〜3:00
場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge(東京大学 本郷キャン パス 赤門横)

2009-08-07

私だけのマトリョーシカ、完結編。第20週公開


『週刊リョーシカ!』2009 第20週の記事をアップしました。

『週刊リョーシカ!』
「マトリョーシカ Special コンテンツ 2009」
第20週:わたしだけのマト、完結編
2009-08-07掲載
http://www.famipro.com/ryosika2_020.html


オリジナルのマトリョーシカの作り方、を
実践的に考えるマトリョーシカSPECIALは
今週で最終回。

そこで今週は
「リョーシ猫のマトリョーシカ作りのコツ7箇条!」
でしめくくっております。

というわけで来週は一週お休みして、
再来週からリョーシと物理のコンテンツが
再開いたします。

こちらも、どうぞお楽しみに。

2009-08-03

8月のメトロポスターは「渚でやろう。」

今日は珍しく半蔵門へ出かけたところ、駅の構内で例の「○○でやろう」ポスターを発見。

そう、昨年は「海でやろう。」だったこのポスター。今年は目撃者も男女ふたりになったせいか、主役も二人のことが多いような気も。こうなるとちょっと世代間という感じもしますね。

ただ、車内で気になる振る舞いって、ひとりでやってる人のほうが多い気がするな。なんか大勢だとうるさかったりもするけれども、かえってほほえましいことのほうが多くて、一人の困ったちゃんというほうが多い気がしますが……いかがでしょうか。