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2012-10-19

a scientific video



European Space Agency | 17 October 2012
Galactic Centre through Integral’s eyes
http://www.esa.int/esaSC/SEMV8W3S18H_index_0.html


欧州宇宙機関のビデオ。ビデオの可能性と一般の方へ伝達することの限界というか問題点といったものとを両方感じるけれども、これは可能性のほうをたくさん感じたビデオのひとつ。そういったものは増えていると思う。

人類というのは、結局宇宙へ行くんだろうなあ、と思う。なかなか行けないけれども、でもこんなにして、宇宙のことを知ろうとして、たくさんの人工衛星や、宇宙飛行士たちがでかけていくのはなぜかといえば、いつか行きたい、と総じて人類は思っているのだろう。私自身はちっとも行きたくないけれど、そういう個々人の好みや体力の問題はべつにして、技術が、人類が宇宙へ行きたいと思う指標になっていると言えよう。

2012-06-10

言いたいことは常に仮説である。



はじめ、タイムテーブルということについて考えていたんです。
ことばや文字の変化の歴史を年表で整理する。
なぜそう変化したと考えられるかについて、
それぞれそのような様相を説明する研究を挿入する。
そのように整理すれば、うまくパズルがはまって、
統一的に理解できたような気になる。

だけれども大学の講義というものの記憶をたどると、
ごく「入門」ものは除いて
たいがいは、そういうふうには進まない。
統一的な俯瞰図そのものを講師が「言いたい」ということは
ほとんどなかったよな、と。
むしろ、実際に個々の研究にあたってみたときに、
統一的な理解のパズルの一片という期待にそむいて、
なんか独自な、
それぞれに違う論旨のベクトルを感じとってしまう、
そこで初めて個々の研究について、ああ、本来、この研究は
こういうことが「言いたい」んだなと思う。

この「言いたい」とは、つまり「問題意識」ということで、
この問題意識が、問題を立てる。
それに対してこれが答えなんじゃないか、
という考えが生まれる。

そんなふうにして、静的なタイムテーブルは、
常に動的な「仮説」に、脅かされている。

……と、ここまでは
講義や学問に関連した話だったのだけれども、
そこでふと、これをぐっと拡げて考えてしまいます。
すると、言いたいことっていうのは、
もしかして、常に仮説なんじゃないだろうか。

ふだんの生活の中で自分が言いたかったり、
他人がなんだか主張したりしてる、
……というこの「主張」というのも、
どうもその、言う「姿勢」のようなものばかり目立つけれども、
内容を見ればやっぱり「仮説」じゃないか、
というふうに見えてくるのです。

たいがい、検証されてないし。
逆に仮説じゃなかったら、
たとえば「天気がいいねえ」なんてのは
本人にとって別に言っても言わなくてもいいことだろうし。
特段に言いたいのは、つまり、
それが仮説だからじゃないだろうか。

2012-05-30

論理学がブームになりそう。



武器としての決断思考 (星海社新書)
クリエーター情報なし
講談社


話題のこの本は京都大学での講義を書籍化したものだそう。
ディベートのしかたということですが、
ツールは論理学です。

ところで本の最初にもでてくる「Liberal Arts」で、
かつて、私も「論理学」とりました。
成績は「B」だったように記憶。
成績のことを書くとろくなことはありません。(笑)

ところで、中学受験の予備校「四谷大塚」のサイトで、
2012/05/11にスタートした読み物記事が充実。
会員登録(無料)すると全文表示されるしくみなので
直接リンクしないかもしれませんが、
これも論理学です。

四谷大塚 DreamNavi net
磨けば一生役立つ力になる
論理力の鍛え方

東大での授業を、6人の小学生向けにアレンジしたら……
というわけで、まずは例題から、記事が始まります。

2012-02-18

新刊情報が単独メールで来ると、気合いを感じてしまい。


"This Will Make You Smarter" is on sale now. いままでのなかでもっともしげきてき(刺激的)なタイトル。

This Will Make You Smarter: New Scientific Concepts to Improve Your Thinking
Edgeからの最新刊
Harper Perennial

2011-10-14

コンピュータとは何か。

FIRSTの最先端30中心研究者の先生方のムービーから。

喜連川優教授
http://first-pg.sakura.ne.jp/FIRSTmovie_swf1/11/fFIRST2011-011m.swf

コンピュータって何ですか? って聞かれたら、 ぜひこれを視聴しましょう。

短いので、起こしました。ご関係者様、掲載に問題がありましたらご一報ください↓

description:
世の中っていうのは、ほとんど自分の思い通りになることっていうのは、なかなかないんですね。ところがコンピュータで作ったプログラムっていうのは、確実に自分が思った通りに、うまく書けば動きます。今、世の中にある一番複雑な人工物はコンピュータのプログラムです。

つまりみなさんにとって見たときに、思い通りに動かすような、任意のものっていうもの、好き放題なものっていうのを、コンピュータのプログラムで作ることができます。目を見張るようなものっていうもの、たとえば高校生の方でも作れるんですよ。それを全世界の人が使うようなことができるんです。

で、こんな研究分野っていうのは、たぶん他にはない(んです)。
ですからぜひ、センター入試に入っていなくても、勉強していただきたいと思います。


──喜連川優教授videoより

2011-08-01

じゃがいもあたまの話。

落語だったと思うんだけど、お客さんなんかはじゃがいもが並んでいると思えばいいんだよ、という言い回しがある。どこからどこまでが言い回しかというと、ステージから見たときに客席に人がいっぱいいると思うとあがってしまうけれども、それをあがらないようにするにはどうしたらいいか、という場面で、人のあたまがずらっと居並んでいるところを「じゃがいもが並んでいる」とみなすのである。

だったと思う。

こういうのがおもしろくておもしろくて、私は落語というのが好きだったのだと思うんだけれども、その、人のことをじゃがいもと思うというのが、現実には相当意表を突いているのに──だって、じゃがいもって別に人の顔やあたまに似てるわけじゃないですよね──、にもかかわらず、即時に「なるほど」と思えてしまうところが、相当おもしろい、というわけなのだ。

と、そうしたらば、である。

じゃがいもというのはクローンなんだそうだ。どういうことかというと、つまり、ひとつの系(根のツル)に育つじゃがいもは遺伝子的には同一だということ。たとえばヒトならばヒトゲノムというのを解読すると、同じヒトという種でも「1,000塩基対に1個ぐらいの割合で、個人によって異なるスポットがあり、これをスニップ(SNPs, Single Nucleotide Polymorphisms)とい」う。これは7月31日のほぼ日「今日のダーリン」でも紹介されていた児玉龍彦教授の記録動画でも「300万箇所」(7分53秒ごろ)と説明されているが、ヒトゲノム30億塩基対を1,000で割った数字ということになる。

十人十色なんてぇ言いますけれども、ヒトってのはそれぞれ、いろいろ違うもんだ。

そんな当たり前の理解が、ふとじゃがいもに目を向けると、こいつらはおんなじだなあ、と発見する。しかもそれが「言い回し」になると、みんながなるほどとすぐわかる。そういう観察力、そして理解力は、なんてたいした叡知であろう。

いやはや。ヒトという種の、個を成す違いの部分が300万箇所、それがじゃがいもの1つの地下茎においてはまったく同一である──とわかるはるか以前に、私たちは「じゃがいもあたま」を楽しんでいた、というのはわれわれながら頼もしい。

けど、じゃあ、これからはどうなんだろうか? と考えると、私はやっぱり、「ヒトだと300万箇所も違うのに、じゃがいもっておんなじ!」という、まあ科学的事実ですけど、これが、笑えないと、この先おもしろくないだろうと思う。科学がおもしろいというのは、こんなことでもあって、笑いというのがどうしておもしろいかを教えたりするのが難しいのと同左だろうと思うんである。

2011-02-23

ワクワクはどこから来るのか?

ひとつは科学から。科学の事実から。
事実のすごさ。
それに人々が見やすいインターフェースをつけて、
提示することはできる。

ひとつは物語から。
物語のちから。
しかし「物語」って何でしょうか。
その語り方については、わからないけれども
基本的な特徴を考えることはできるだろう。
たとえば、量がある、ということ、
分厚いから一度に見通すことができず、順番を追うようにして、
だんだん流れていき、わかるようになるってこと。

しかしそう思うとますます、物語は
「箱」入りが似合う。

2011-02-22

"いちばん"でなくちゃ。

感動とは何か、生きるとは何か、意味とは何か……。
重いですねえ。

重くたっていいんです。重いからこそ、考えれば考えるほどおもしろい! ならばそれに越したことはありません。けれど、そういう人はどちらかというと……少数派かもしれない。

いや、重たくって、どうもダメだ。だって、どうもそれ、答えが出そうにないもの。

そういう人でも、どうだろう、「宇宙のいちばん始めはどうだった?」「いちばん遠い場所はどこ?」「いちばん怖い現象って何だろう?」そういうお話ならば楽しく聞けるかもしれない。

いちばんっていうのは、とんがってますねえ。

The Important Book
HarperCollins

2011-02-20

科学と聞いて、どんなお話が聞きたい?


行き先は、仙台でした。前夜は吹雪いたそうですが、当日は快晴。ほこりっぽさのない空。科学と聞いて、私たちはどんなお話が聞きたいだろうか? あるいは科学者が来るって聞いて、私たちはどんなお話が聞きたいだろうか?──って考えた一日。

2011-02-15

科学コミュニケーションの報告発表を公募だそう

科学コミュニケーション研究会 年次大会@東京大学が、科学コミュニケーションの報告発表を公募しているというメルマガが入っていました。

……というまさにそれだけなのですが、このテーマ設定はすばらしいと思います。

今回のテーマは科学コミュニケーションの評価、中でも幸福度の測定に着目します。科学コミュニケーション活動は、不利益を被らないようにする「最小不幸の実現」という観点からも評価できますが、それにも増して重視されるのが、科学が人間の幸福にどのように寄与できるのかという「最大幸福の実現」の観点です。科学に触れてわくわくしたり、どきどきしたり、それを仲間と共有できた時の喜び、そのようなものを私たちは評価したいと考えています。
──科学コミュニケーション研究会、横山広美氏 より

なお詳しくお知りになりたい方は以下に情報があるようです↓

[第4回科学コミュニケーション研究会 年次大会のご案内]
テーマ: 「科学コミュニケーションの評価 〜幸福度を測る〜」
日程:2011年4月9日(土)、10日(日)
場所:東京大学 本郷キャンパス(東京都文京区)
担当:横山 広美、高梨 直紘(東京大学)
http://www.scicomsociety.jp/?page_id=29

2011-01-05

フロイトの……スリッパ!

FREUDIAN SLIPPERS!

あまりにおもしろすぎる。

とにかく。このサイトをいちど訪れてみてくれたまえ!


正月から、これだけでは正気とも思われないかもしれないので、本も紹介しておこう。
Freud And The Non European
Verso Books


サイード氏といえば、ぜひ、こちらも訪れてみてください↓

先駆的なポストコロニアル理論家であるサイード(Edward W. Said, 1935-2003)は、まさしく世界を敵に回しても私は正義のために戦うという態度を示していて、(以下略)
──Researchmapつながるコンテンツ 一橋大学中井亜佐子教授 インタビュー記事より

2011-01-04

「似ている」はむずかしい。

私はじつは、顔覚えが悪い。ところで卑近ながら夫はとても顔覚えがよい。かなりよい。まあその反動というかなんというか、夫は、名前のほうはとんと覚えが悪い。夫は、と、街なかで、この顔にぴんと来たらという具合に、

「あっ!」と、誰かを発見する。
──すると向こうも、
「あれ、池谷さんじゃない!」と驚いた顔を見せる。
「いやあ久しぶりだなあ」と夫。
「こんなところでお会いするとは」
「ほんとに」

というシーンを私は何度みかけただろうか……。ところが、その人と別れてから、夫はまだ相手の名前は思い出さないのである。年賀状を書けば1割方、相手の名前が不確かで、時には漢字の違うまま、何年も誤った宛名を書き続けていたりする。

というわけで、その逆の私の場合には宛名は書けても「この顔にピンと来た」はあてにならないわけなのだが、ふと、この顔↓にぴんと来てしまった。

BEST PICTURES OF CARTOON FACE EXPRESSIONS AND CARTOON CHARACTERS IMAGES
http://www.cartoonfaces.net/2010/02/picture-of-cartoon-boy-face-with-smiley.html


似ていると思った元はこれ↓


うーん、だいぶ違う絵のような。でも依然として「似てる」とは思います。何が「似てる」のか? やっぱり自分の脳が持っている分類のシステムですよね、きっと。顔のある特徴について、たとえばえくぼっぽいほおの人は、おちゃめな人というように、自分は自動的にイメージする。たとえば上の2つの顔は、たぶん私にとって顔に対する目の印象や面積の比率が似ている。その時、人間は何かを参照して(つまりそういう人はこういう人、というコトバにできるものを経由して)そういう分類を記憶しているような気がするけれども、それがつまり「特徴をつかむ」ということでありましょう。

……などと考えていくと、「画像解析」の際、

まず解析したい画像をあらかじめ特徴量というものに変換する「前処理」を行います
──Researchmapつながるコンテンツ佐藤洋一教授記事より


というのも「なるほどなあ」と自然に思われてくるんじゃないかと思います。


Akiko Yano Promo film - Welcome Back - Pt. 1 of 3

「むずかしい」とはどういうことか。上記のクリップは矢野顕子さんのWELCOME BACKというアルバムに収録の「ほんとだね」の収録シーン。実際に収録された音源とは別テイクの演奏と思われます。その曲の歌詞に「愛することはむずかしい」「時間がかかるの愛するには……愛し合うのは」とあるのが聴き取れます。「むずかしい」じゃあ、どうするか。と、これは矢野顕子さんのチャレンジ。

2010-12-05

岩波書店「科学と広報」のページ


岩波書店の雑誌『科学』で、「最先端研究開発支援プログラム」の広報をウェブ上で行う企画を始められたようです。成果公開になりますね。

「科学と広報」のページ記事公開開始
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/kouhou.html

運営:雑誌『科学』編集部
※記事内容について編集部は関与していません、とのこと。

2010-08-21

遅ればせながら最近の活動ご紹介

今、国立情報学研究所のトップページにリンクがついているNII Todayという機関誌の巻頭対談(相澤彰子先生インタビュー)をいたしました。

詳しい内容は、pdfでダウンロードできます。
NII Today No.48 「言語-言語を「知」として生かすために」
http://www.nii.ac.jp/publication/kouhou/today/


また、この号の後半には、『からくりインターネット』の内山清子先生も鼎談に参加されています。

ところでその鼎談の中のおひとりが、坊農真弓先生(国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 助教)。つい昨日、このご研究を紹介する記事「サイエンスライターによる研究紹介」がアップされましたので、こちらもぜひご覧ください。取材・構成を担当しました。

坊農先生のプロフィールでキーワードを見ると、手話、マルチモーダル、ジェスチュア、多人数インタラクション等々……と並んでいますが、手話とは何なのか、各国語でどう違うのかとか、研究が進むとどんなことが変わるのか等々、聞けばなるほどと考えさせられるユニークなご研究です。

それから、Researchmapのカバーストーリーへのリンクもついています。よろしかったらご覧ください。

10/07/01
つながるコンテンツ「つながるコンテンツ 研究の壁をこえたときⅠ」(by Researchmap)公開されました。

2009-07-15

研究者に便利な機能って何だろう? ─Researchmap体験記

研究者向けサイエンス2.0基盤「Researchmap」の、リョーシ猫の体験記を不定期で書いています。

さて、Researchmapにも一般のポータルと同じように、研究業績やCVなどのように公開可能なデータの他に、スケジューラーやストレージスペースなど、自分が使う機能やページが提供されています。この自分でカスタマイズしたりページ(またはツール)を追加したりして活用できる「マイルーム」というエリアは、なかなか多機能。

ふうーん、とかへえーとか思いながら使っていると、このようなResearchmapの登録者へ、けっこう頻繁に「機能追加のおしらせ」がメールで送られてきます。このような機能アップは、こういう時に便利というように、使い道が非常にリアルにイメージできるものが、多いです。

研究者の活動や業績はそもそも公的なものが多いため、自分のデータといってもどこかのデータベースに格納されていることが多いのが、一般の方と違うところでしょう。また公的なデータベース*に入っているということは業績を保証することでもあるため、自分で管理するよりも、引いてきたほうがいいという面もあるのではないでしょうか。

というわけで、ついに、「科研費番号」を持っている方の新規登録も始まったそうです。もちろん引き続き招待による参加も可能。

Researchmap - 研究者向けサイエンス2.0基盤
新規登録受付の開始
2009/07/09


*国内論文データベースCiNii、科研費報告書データベース、アメリカ国立生物工学情報センター医学関係文献データベースPubmed、コーネル大学プレプリントサーバarXivから、研究者名により自動的に業績や研究分野、経歴等をフィードできます。2009年7月現在

2009-07-04

リンク!フィード!Researchmap!

もしあなたが営業の方ならば、しかかりの仕事と、仮払い清算の書類をエクセルに打つのと、どちらを優先しますか?

もしあなたが研究者の方ならば、しかかりの研究と、業績リストのワード書類を更新するのと、どちらを優先しますか?

んまー、そういうわけでですね。やらなきゃなぁと思いながら遅れたり、一向になされなかったりするのは、すなわちその優先順位が低いからであります。はい、それじゃあダメですね、やります、と思っても、リョーシ猫の予想では、そこからまた最低2日はかかりますよ、きっと。

では、もしあなたの履歴から、必要なデータを機械が自動的にとってきてくれるんだったら?──ふむふむ。そんな方にResearchmap、いーかもしれないですよ。

Researchmapは研究者向けサービスなので、仮払い書類はできませんが、逆に研究者がおよそまとめたいと思っているリストを、3クリックぐらいで、他サイトやデータベースから取得して、htmlページとして見やすく表示してくれます。

というわけで、リョーシ猫こと私も、さっそく試してみましたよ。

私の場合は、書籍ならあるぞということで、共著作2冊をamazonから取得。ログイン後、プロフィール写真付近にある「編集」ボタンをクリックし、「業績リスト」のタグで現れる「他システムからの取込」の小窓から操作します。表紙画像なども含め、約1秒ほどで取得完了。

というわけで、みなさまにはもうお気づきのことと思いますが、要するにこれ、業績の多い方ほど、利用価値も高いです。

* 科研費データベースからの経歴取込
* CiNiiからの論文取込
* PubMedからの英論文取込
* Amazonからの書籍取込

などが用意されており、「大学評価データベースシステムからインポートする」ことも可能とか。ちなみにエクスポートもできます。

[関連記事]
Researchmap「研究者のみなさまへ」
Amazonからの書籍データ取り込み機能の追加
2009/04/30
http://researchmap.jp/public/announcement/

2009-07-02

どう見えるのかな? Researchmap。

このところシリーズで書いているリョーシ猫のResearchmap体験記……。いやあ、ウェブページに顔写真をアップすると必ず言われるのが「もう少し、なんとかならないの?」というやつですが、ま、自分も時折言ってしまうのでおあいこであります。

しかし実際、他の方にはどのように見えるのでしょうね?

2009年4月にスタートしたこのResearchmap、ちょっとトップページの左コラムを見てください──現在の登録ユーザーは739人と表示されています。実はスタートからちょうど1ヵ月という5月に、このResearchmap開発者である新井先生にお話をうかがったのですが、折しもその日の登録ユーザー数が341人だったんです。このまま行くと……年内に2,000や3,000は当たり前!?、という気がいたします。

一方、日本にある学会は、いったいどのくらいの数あるのだろうか? と思って以前調べたことがあるのですが──なんと1,600以上*にのぼるのだそうです(日本学術会議協力学術研究団体数1,634団体、2008年3月25日現在。「ようこそ量子LAB」掲載)。招待制で登録していくとどちらかというと、例えば現在ならば情報学の研究者が多いように分野ごとにまとまって登録されていく傾向にはなると思いますが、それでも研究者が複数の学会に属していることも多いものだし、登録数が増えるに従って次第に学会を網羅していくものと思われます。

すると一般の人々を含めた専門外の人にとっては、やっぱり、研究の世界が見えるようになる、と思われます。大学がスケルトンになって、ある大学へ進学したら、どんな先生がいて、どんなことが学べるのか、といったことを自発的に調べたり、考えたりできるようになる。受験生はもちろん、大学生で研究者の道を模索している人にもよきガイドになるのではないでしょうか。

研究者の氏名だけでなく、特定の分野についてどんな研究者がいるのかを検索することもできる「研究者検索」は一般公開されており、どなたでも以下のリンクから試すことができます。

研究者検索
http://researchmap.jp/search/

2009-06-30

リョーシ猫のサクサクResearchmap。


さて、今日はリョーシ猫のResearchmap体験記の第二回。前回は、登録したら自動的にページが立ち上がってきました。続いて写真をいれましょう、というメッセージにさそわれてプロフィール写真もアップ。

写真をアップすると、今度は「研究キーワード・研究分野・研究論文などのデータを入力してください。」とのアドバイス。なぜなら、Researchmapでは、「おとなりの研究者」というリンクが自動生成されるのですが、その計算をするために、データが必要なのだそうです。

データをどのくらい入れていいかというと、2009/5/14の時点で500MB。さらなる増強も予定しているとのこと。またこのようなResearchmapからのお知らせ事項は、以下のURLにブログ的にまとめて記載されています。

研究者のみなさまへ ー Researchmapからのお知らせ
http://researchmap.jp/public/announcement/


ふむふむ、ってな感じに使っていけばよいのだな。と様子がわかってきた第2回目。肝心なのは、自分がまずどんなデータを入れることができるのか、でありますね。(!)

2009-06-27

リョーシ猫のResearchmap体験記。


研究者が招待制で登録することにより、研究者データベースにとどまらないさまざまな情報発信や知識共有を可能にする次世代サービス「Researchmap - 研究者向けサイエンス2.0基盤」が、今年4月にスタートしました。

Researchmap - 研究者向けサイエンス2.0基盤
http://researchmap.jp/


というわけで、一般に公開されてはいるけれども、このポータルは本来、研究者の方が登録をするもの、なのですね。しかし、サイエンスコミュニケーターや医療コミュニケーターも、研究支援者として研究コミュニティを活性するために不可欠だという考えから、登録できる、とのことでお誘いをいただきました。

そこでさっそく登録。するとこんなページが↓
http://researchmap.jp/rue/
自動的にできあがってきました。

使い心地とか、サイトの可能性って、やっぱり使ってみる中から、手応えとして感じられるものなのだなあ、と改めて。

そのような次第で、引き続き、体験記を記してみたいと思います。

2009-06-06

「わからない、大好き。」症候群


本日は、日本科学未来館(東京・青海)での根本香絵博士の一般講演、「ようこそ量子の世界へ〜リョーシカと量子コンピュータ工場〜」でした。表面がすべてスクリーンでできている大きな地球(儀)が浮かぶ吹き抜けのホールの一角が、講演の会場。外光の入る明るいオープンスペースに、多くのご来場者にお集まりいただきました。講演は、未来館の科学コミュニケーターの方が司会に立つ進行で、また会場入口にはマトリョーシカ(なんと9体セット!)が並んでご来場者を迎えるなど、工夫もいっぱいの催し。

そしてリョーシカ(根本)がご案内する量子コンピュータ工場の世界に、最後まで熱心なご聴講をいただくことができたように思います。

終了後のウェブコンテンツの取材では、リョーシ猫こと私も「科学コミュニケーション」についてお話しする流れに。私の場合は、一般の方々となるべく効果的にコミュニケーションしようとする広告の手法を、科学というテーマに適用していて、自分が科学者のように本格的に(専門的に)わかることよりも、一般の人がわかるにはどうしたらいいかを開発していることなどをお話ししました。

ではなぜ私にとって「科学」が対象となるのか、というところを掘り下げてみると……確かにむずかしい、わからない、ということはよくあるし、特に量子の場合は「常識が拒否する」というような事態もある。ところがこの、「こりゃあ、まったくわからない」「なんだこれ」というむずかしさ、わからなさ──が、どうも、楽しい。自分にとっては楽しいを超えて、快感なんだなということを改めて感じました。

この「わかんないー」って気持ちと、究極的には科学だってひとがやっていることだからわかる、という考えを併せ持ってのぞんでいきたいと思います。