2009-07-02

どう見えるのかな? Researchmap。

このところシリーズで書いているリョーシ猫のResearchmap体験記……。いやあ、ウェブページに顔写真をアップすると必ず言われるのが「もう少し、なんとかならないの?」というやつですが、ま、自分も時折言ってしまうのでおあいこであります。

しかし実際、他の方にはどのように見えるのでしょうね?

2009年4月にスタートしたこのResearchmap、ちょっとトップページの左コラムを見てください──現在の登録ユーザーは739人と表示されています。実はスタートからちょうど1ヵ月という5月に、このResearchmap開発者である新井先生にお話をうかがったのですが、折しもその日の登録ユーザー数が341人だったんです。このまま行くと……年内に2,000や3,000は当たり前!?、という気がいたします。

一方、日本にある学会は、いったいどのくらいの数あるのだろうか? と思って以前調べたことがあるのですが──なんと1,600以上*にのぼるのだそうです(日本学術会議協力学術研究団体数1,634団体、2008年3月25日現在。「ようこそ量子LAB」掲載)。招待制で登録していくとどちらかというと、例えば現在ならば情報学の研究者が多いように分野ごとにまとまって登録されていく傾向にはなると思いますが、それでも研究者が複数の学会に属していることも多いものだし、登録数が増えるに従って次第に学会を網羅していくものと思われます。

すると一般の人々を含めた専門外の人にとっては、やっぱり、研究の世界が見えるようになる、と思われます。大学がスケルトンになって、ある大学へ進学したら、どんな先生がいて、どんなことが学べるのか、といったことを自発的に調べたり、考えたりできるようになる。受験生はもちろん、大学生で研究者の道を模索している人にもよきガイドになるのではないでしょうか。

研究者の氏名だけでなく、特定の分野についてどんな研究者がいるのかを検索することもできる「研究者検索」は一般公開されており、どなたでも以下のリンクから試すことができます。

研究者検索
http://researchmap.jp/search/

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