2011-04-30

how many tiles?

震災後の補修準備のためのメモ書きしたテープ。地下鉄の駅にて。

2011-04-29

花と超伝導。


土曜写真館初のコラージュ作品(!)。。そういえば先日、鈴懸の木というのをご紹介していただいて、ほんとうに久しぶりに眺めた。中学だったか高校だったかよく覚えていないが(ググると大学だった可能性もある)、「鈴懸の径」というのもあったように記憶する。ところが今書こうと思ったら……「鈴掛の木」または「篠懸の木」としか変換せず、wikipediaを見ても同様だ。「鈴懸の木」というのは当て字のようである。知らなかった。

2011-04-28

本郷のダンデライオン。


ひとあしはやく、GW連休モードの土曜写真館。

Writingの指針

日本語の「作文」と英語の「composition」の違い、というのはよく言われることだけれども、先日wikipediaで「Physician writer」という項目を発見。

なぜPhysicianが書くのか?──それは、ギリシア時代から神話に起源を持ち、人生のビッグイベントである誕生、病気、怪我、死といった出来事にかかわる特異な立場から書くにふさわしいと考えられるから。

Physician writer From Wikipedia, the free encyclopedia
Why physicians write


ふむふむ。

でもってこのwriterという項目をさらに追っていくと、ウェブでの書き方の指針のようなのも見つかったので、リンクを置いておこう。

ORACLE
Writing for the Web
--by Jakob Nielsen, distinguished engineer; PJ Schemenaur, technical editor; and Jonathan Fox, editor-in-chief, www.sun.com


How To Write For The Web
2011by Amrit Hallan


What is SEO Copywriting?
--from Content Yogi web pages

2011-04-26

なんだか妙に……フラクタル!?


最近どうも、入れ子というのが気になるなあ……と思っていたら遭遇した、近所の庭木。

ところで、↓の本を見ていたら「七段重入籠構造」という、これももちろん入れ子で、歌舞伎の演目にちなんだお話があって。
身ぶりと音楽 (民族音楽叢書)
クリエーター情報なし
東京書籍

そして、あと一つの日本舞踊の特徴をあげるならば、いうまでもなくこの構造そのものである。本性が、玉虫色に隠された構造。本性を問い求めることなど、徒労ではないかと考えられる構造である。
──野村雅一、鈴木道子編『身ぶりと音楽』より

これと関連してもうひとつ思い出したのが↓

たまねぎの皮もらっきょうも剥いたら芯はない。芯がないのならば、結局重要なのは、その重なり一枚一枚なんだということなんです。
──Researchmapつながるコンテンツ 研究の壁をこえたとき
田中貴子教授 新井紀子教授対談より

2011-04-24

メタ、らせん、マト。


少し以前になるが、お世話になっているある先生が、かつて学生時代に阿部謹也先生の講義に出て、

気持ちわるいと感じたら、そのことを覚えておけ。

とおっしゃったことを覚えている、と教えてくださった。そこで私もまけじとご紹介したのだが、学生時代、「映画表現論」という蓮實重彦先生の講義に2年ぐらい出ていて、蓮實先生が、

映画を観て、自分が面白いと感じたら、それがなぜなのかを考えなさい。

とたぶん繰り返し、学生にメッセージしていたことを思い出したのだった。以来、現実に実際の問題に即して、自分はいわばそういったことを「批評の軸」として使ってきたと思う。

ところでこのことは今、脳科学の話題として、身近に読むことができる。脳というのはそもそも好きとかよいと感じてから、それに意味付けを行うものなのだ。だからそういうのは、人間という種がぜんぶ、そうなんですよ、もともと。

ここでなんとなく釈然としないならば、個に帰属していた能力が、種に拡散してしまう、ってことに対する違和感、不快感のようなものじゃないだろうか(けどそれはやっぱり拡散する)。反面、嘱望の「近代の超克」も、案外スムーズに達成できるかもしれない……と私などは楽観してしまったりもする。

ただ脳科学の成果は、阿部先生や蓮實先生のお考えの価値をいささかも減ずるわけじゃない。脳科学のおもしろさは、いわば「メタ」ってとこにある「だけ」なんだと。でも「語り方」は変わるかもしれないですね。「メタ」ってほんとうにおもしろいです。(だけどこれももしかして、「メタは危険な香り」だから、つまり脳が……)

単純な脳、複雑な「私」
池谷裕二
朝日出版社
脳科学といえば池谷裕二先生の最高におもしろい本。このおしまいのあと何頁というところに、マトリョーシカが出てきてびっくり! ところでマトリョーシカといえば『週刊リョーシカ!』、今年は再開いたしますよ(予定)!

2011-04-23

学校の桜、街路樹の桜。

なんとなく、こっちは「小学校の桜」に見えるんだよなあ。

そしてこちら(↓)は道路沿いに植えられた桜。なぜか学校の桜は、学校の桜らしく見える。空のひろさ、せまさの違いだろうか? 気のせい??  あ、もしかして、電線のある/なしかな?

再帰性の破れ!?

Laughing Cowというフランスのチーズ──フランスものとはいえ、とても一般価格な8Pチーズ──があるのだが、ご存知でしょうか。

なにがって、そのパッケージが、鏡の中に鏡、のなかに鏡、のまたなかに鏡……というあれ、このチーズのパッケージに描かれている牛のイヤリングがパッケージのデザインになっていまして、その絵の中の牛のイヤリングがパッケージ、その中に……というマトリョーシカ状態──であることでも有名(!?)なチーズであります。

と、ころが、これをよく見ると、おおもとのパッケージは英語(The Laughing Cow)、イヤリングの中はフランス語(La vache qui rit)になっているではありませんか!!

やられたっ。

2011-04-21

料理のなるほど。

料理のコツというのは一種の「教養」になっている面があって、たとえば……お客様の前でのリンゴの皮の向き方ですとかね、いろいろありますね。

けれども何年か前にすごいシェフのインタビューシリーズ(の一部)を担当させていただいたところ、いやいや、コツっていうのは厨房ごと、シェフごとに、それはもういくらでもあるのだということを知りました。しかもそれって、教養としてのコツとは違うことも多かったりする。とにかくたいへんに合理的、実用的、実証的だってことが印象的でした。

これ、実はふつうの主婦だってそういう「コツ」を開発する可能性があるわけですよね。それが十分合理的、実用的、実証的であれば。

そこで今日ご紹介したいのは!
アボカドの皮のむき方 であります。ポイントは
アボカドは種が大きい であります。



1 タテに2つに切ります。
2 最後に種に少々ナイフをさしておきます。
3 両側の身をひねって種から外します。
4 それぞれの皮をむきましょう。


おわりです。今日発見したのは、このうちの「2」。そうなんですよ、こうしないと、片側はうまく種が外れるんだけれども、もう片方が……難しかったんですよ(やってみればわかります)。あまり力を入れすぎて手を切らないように。……あ、もしかして、もうご存知でした?

2011-04-19

花粉がおさまらない!?

今年になって花粉症になった「花粉症初心者」とおっしゃる方とか、なんとなくアレルギーっぽさが治まらない、という人、と、夫がくしゃみをしていたりして、どうも花粉が、まだ飛散しているようだ。(私自身は別のアレルギーで投薬中のため、花粉には現在過敏でない状況。。)

右コラムの花粉観測情報ではとっくにピークを過ぎているので、ヒノキでない可能性も高い。というわけでちょっとググってみたところ、試行版の花粉飛散予測情報がありました。

環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
花粉飛散予測ページ(試行版)
http://kafun-yosoku.env.go.jp/kafun/


うーん、これを見ると確かにずいぶん濃い感じ。

総合情報ページはこちら
環境省花粉情報サイト
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/

2011-04-18

誰でも無料で読める放射線の基礎知識。

私はまたぎき(のまたぎきぐらい)で聞き及んだ者ですが、広く役立つと思われるのでご紹介したいと思います。

緊急出版!「もっとわかる放射能・放射線」を電子書籍で
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/costep/news/article/121/
北海道大学CoSTEP

どなたでも無料で読むことができます。
iPhoneやiPadなどの携帯端末にも対応しています。
PDF版をダウンロードすることもできます。


『もっとわかる 放射能・放射線』 の目次
まえがき

第1章 放射能と放射線
1.1 深刻な事故、大きな数値
1.2 クイズに挑戦
1.3 放射能と、ベクレル
1.4 放射能の濃度
1.5 放射線と、グレイ
1.6 放射性物質は、風で運ばれる
1.7 自然放射線
1.8 放射線の人体への影響と、シーベルト
1.9 α線に注意

第2章 人への影響
2.1 がんになる確率は?
2.2 線量限度
2.3 放射線量を積算してみる
2.4 被曝を減らすには
2.5 身体の内にも目を向けよう
2.6 体内にも「自然放射線」の源
2.7 環境中での、放射性物質の循環
2.8 「ただちに健康に影響があるレベルではない」
2.9 これからは
2.10 自然環境への影響

付録1:詳細
付録2:ヒント
役に立つウエブサイト
参考文献

義援金(義捐金)って何だろう?


「義援金っていうのも、どうだかね」
という声を、最近なんとなく耳にするようになった。

(義援金というのは、義援金ですよ)
と思わぬでもないが、ググったところ、基本的なルールをまとめてあるサイトがあった↓

寄付・募金情報から 〜寄付は身近なボランティア〜 きふボラ
寄付の心得
http://www.geocities.jp/kifubokin/attitude/attitude.html


派手なところのないサイトだけれども、わかりやすいし、いろいろな立場を配慮していると感じました。また〆の言葉、

寄付するかしないか、決めるのはあなた自身です。
──「きふボラ 寄付の心得」より


同感です。

ところでこれと関連して思い出すのが、高校生の時(?だったかな?)親しんだ小噺を集めた英語の教材だ。当時は紀伊国屋などでも売っていたような、ポピュラーなものだったと記憶するのだが。

Advanced Stories for Reproduction 2
L.A.Hill
Oxford University Press

この中の第一話に──イラスト入りでたった1ページのお話しなんだけど──こんなお話が載っている。

村祭りに村人たちが大きな樽を借りてきて、一人一本、家にある一番いいワインをこの樽の中に空けよう、そして祭りの日にとびきりのワインをみんなで楽しもうじゃないか、ってことになった。ところがある男が考える──オレひとりぐらい水を入れたってわかりゃしない、なにしろ、みんながbest wineを入れてるんだから。。さてお祭りの当日、樽の栓をひねってみると……

とまあ、オチの付き方は、原書でご覧いただくとして、まず「ちゃんとワインを入れてください」ではないでしょうと。で、ワインを入れないことに制裁のかかるしくみ、という考え方もあるでしょう。そしてまたそれだけではなく、違ったやり方も考えられないこともない。いずれにしても、つまり、このようなことが起こることは朝飯前の折り込み済みってことは、大事だよなあと思う次第。

……しかし、そう思っていても、このオチには私はちょっとびっくりしました。(笑)

2011-04-16

今週のバスを待つ間に。

最近、、、歌のひとふしを歌うと、くちびるさむし。春なのに。


2011-04-15

アメリカのくるまも変わりそう。

ポロックもダイアナ妃も壮絶な自動車事故で他界した。

Google car は現行の自動車社会を技術で変えていこうという試みだとも言えるだろう。交通事故で亡くなる人を減らし、もっとエコに、というわけだけれども、グーグルのくるまがおもしろいのは、ウェブでできていることが、現実におりてきているかのように見え、従って私たちにも未来が想像しやすいことだ。

たとえば、ロボット化が進めば、車とその位置情報と、人々のいつどこから車を使ってどこへ行きたいという情報を処理することで、将来車そのものが公共的に運用されていく、といった可能性も想像できる。

いつもながら、たいへんな意気込みを感じるgoogle carのプロジェクト。

成果を静かに語る、プロジェクトを率いるSebastian Thrun氏。

紹介記事
The New York Times
Science -- Smarter Than You Think
Google Cars Drive Themselves, in Traffic
http://www.nytimes.com/2010/10/10/science/10google.html?_r=1&partner=rss&emc=rss

2011-04-13

よく残ってたなあ、NeXTのテレカ!

何回、財布の引っ越しを生き延びたんだろう。。。っていうか、財布がもしかして、あんまり変わっていないのか!?

2011-04-12

google mapsが北陸を新規空撮!?

これまでも国土地理院の画像を見ることはできたのですが、津波の爪痕がより鮮明に、詳細にわかる写真が、Google から。

実はその前に、どこまで津波が来たのか知りたいと思ってとった古いグーグルマップスのキャプチャがあります。2つの南三陸を比べると、その被害の大きさがだいぶ実感できるように思います。

2011/04/12のキャプチャ


2011/03/31のキャプチャ



災害から1ヵ月、黙祷を捧げる町の人たちの動画
BBC -- Japan: Powerful earthquake hits north-east
11 April 2011 Last updated at 14:24 GMT
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13032122

2011-04-11

たとえば仙台いちご再建に一万円、というふうに。

募金というのは、もちろん専門の方々が有効に使われるよう努力されているのだと思います。けれども、募金する人にしてみれば、このお金、いったい何になるんだろう? とふと、思わないこともない。駅前で募金の人が並んで声をあげているとつい小銭など入れてしまうけれども、そんなときもふと、頭をよぎるのがそのことだったりします。

寄付というのはそもそも、現地の方に使っていただくもので、出すほうがとやかく言うものではない、としかられそうだけれども、情報というのがこれだけ出回っていて、誰があるいはどの町が、どういう被害状況で、再建のためにどういう支援が欲しいのだということがいろいろなメディアや経路で伝えられれば、助けたい、応援したいという人だって、

ああ、テレビに映っていたこの堤防直せないかな、
もう一回この農業を復活させようというなら応援したい、
この町の仮設住宅の窓一枚ぶん寄付したい、


というふうに具体的に支援したいと思うのは、自然のなりゆきなんじゃないだろうかとも思うのだ。

ウェブや情報処理の発達によって、かつては難しかった多から多へと間違いなくきちんと送るという作業も、格段にシンプルになっているように思う。ましてや多少のインセンティブをつけてでも資金を募りたい人だっているだろう。もちろん国や大きな募金団体のバックアップは欠かせないわけで、そんな下で、むしろ小規模に、個人から同業者グループ、小さな町、学校や子供たちへ直接手渡すような方法はないか。

2011-04-10

今日、マンションの隣人が引っ越しだそうだ。

もともと転勤族の多いマンションなので、4月の異動時期、また別の支店・支社へ異動ということで引っ越しの方も多いはず。でも、格別にショックなんだな、これが。なぜここまで響くのか、自分でも、驚いています。

震災・津波から1ヵ月。東京からエバキュエイトした人、しなかった人がいると思う(「東京から」という話のみに限定、です。)。私自身は非脱出組であるわけですが、身近に本当にどこかへ脱出してしまった人の話を伝え聞くと、自分の発想がとても東京にしばられているのを改めて感じます。

ともあれ、今日はその東京の舵を取る都知事選。現在約1013hPaの高気圧、よい日和です。


写真は、ベランダ樹、栽培2年目のカシス。
→この鉢植えの前回の写真はこちらから。

2011-04-08

節電のため、空調をなるべく使わないようにしています

地下鉄の車内で「節電のため、空調をなるべく使わないようにしています」とアナウンスしていた。東京の地下鉄の車内が冷房されるようになったのは比較的最近のことだと思う。(比較的だけど)

ところで日本のふつうのご家庭では、およそこのような方針で「空調」は稼動しているのではないだろうか。寒すぎるほど冷やしたり、冬に半袖が着たいほど部屋を暖めているなんていう人には、滅多にお目にかからない(テキサスでは違うらしいけど)。

ところがどうしてか個人が法人、プライベートがパブリックになると、別の方針のほうが一般的で、初夏にもなれば冷房を入れ、冬場は上着を脱ぐほど暖かいといった場所だらけになる(東京だけ?)。つまり、そうすると、なんとなく景気がよく思えるからかもしれない。もちろん節電を考えたら、「空調をなるべく使わない」ほうがよい。空調は地球全体ではなくて、ごくごく、ごくごく狭い範囲を快適にするものだ(インドでは毎夏、暑さのために貧しい人々が亡くなっているそうだ)。

この空調であるとか環境光といったものは、まだまだ工夫、代替の余地がありそう(本格的な暑さがやってくる前に!)。

2011-04-07

デジタルサイネージ? にがいスタート。


映画マイノリティリポートのような掲示板ではないかもしれませんが、東京メトロの駅に着々と設置されてきた電子掲示板がついに通電。最初のメッセージは、「節電」……うーん。

でも、駅構内のシーリング・ランプは半分消してあって、サイネージだけ明るく光っていて、というのは、「映画ブレードランナーのようだ」と言えなくもなく、つまり、室内灯があって当たり前で、電子掲示板はオプションだ、という考えを変えればいいだけなのかもしれません。

もちろん室内灯がないことのデメリットはいろいろあるだろうと思いますが、電子掲示板が受け持てることが広がれば、たとえば紙媒体モノを減らすなど、全体として代替えになっているという可能性がある。

薄暗さ、薄明るさ、に親しむ昨今、であります(!)

2011-04-06

代替で、不名誉返上!

いつまでもあると思うな親と金──ならぬ電力、の昨今。かつては東京など都市生活の象徴だった不夜城のコンビニも(先日グーグルマップスで、カリフォルニアのロードサイドにも「セブンイレブン」を発見!)、商品の入荷が決まらず棚が空いたままになっていたりします。東京としては、なんと不名誉な、とふだんだったら意気込むのだろうけれども、個人的には、なんとなくこういう不便って「復旧」しなくてもいいや、と感じる昨今。というのも──

なんでも明るくて、なんでも並んでいて、お好みで選べるというのはわかりやすい「価値」である。けれども、目に見えないより大きな価値や、将来の価値を想像して、今を行動するという訓練は必要だろう。ところが、こういう訓練は喉元過ぎれば忘れてしまう。だったらずっとこのくらいの負荷がかかっていたほうが、かえってバランスがいいのではないか──そんなふうに思えるからです。

電力ひとつでもいくらでもあるわけじゃないんだ、有限なんだと決まればかえって、活力もでてくるんじゃないでしょうか。むしろ、切り替えを進めているのに、いちやめた、のようになってしまうとせっかくの省電力な商品開発もしぼんでしまうかもしれない。

今回の震災・津波、原子力の影響は、これからそろそろ経済的な面へ目が向いてくるのでしょうが、研究開発にしても、暮らし方にしても、「代替!」こそが元気の種なんじゃないかな。もうすぐ1ヵ月になろうとしていますものね。

2011-04-05

フィッシュアイをケータイで。

私はフィッシュアイ(魚眼レンズ)が好きでありまして、ところが、photoshopで魚眼のように加工するのもおもしろいのですが、もともとワイドな画角の画像でないと、なかなか雰囲気にならないものであります。

そこで、lomo fisheye2というトイカメラを使っていたのですが(使い方ガイドについてはこちら)、さすがに最近はフィルムカメラは使わない。そこでこのニーズ、何処へ行くかと思っていたら、ケータイのアクセサリとして、今ちょっと静かなブームのようであります。

別ブログのほうに書いてしまいました。。よかったらご覧ください↓

響けブログ
これがその、docomoだけの魚眼?
コレクション/2011-04-05

2011-04-03

糸井重里としか言えない。

先日の投稿「0から1へ。」(2011-04-01)でご紹介したブルータスに、シンボーさんの「糸井重里本人」が載っています。
いやー、何日たってもおもしろさが持続します。思い出して、また書いている次第です。

本人の人々
南伸坊
マガジンハウス

上記のような本もすごーく面白いんだけれども、今回のはリアルタイムの糸井氏がモデルになっているので、このリアルタイムのシンボーさんの「本人」シリーズってこんなに面白いものだったんだ、と再確認。。

2011-04-02

incentive

インセンティブ、という言葉を初めて意識したというか、「いやはや、なるほど!」と思った記憶があるのは、こちら↓

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
スティーヴン・レヴィット (著), スティーヴン・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社

このときは「悪ガキ教授が世の裏側を探検する」などと書いてあったが、その後たいへん販売成績がよかったのか、すっかり洗練された増補改訂版が、出ている。というのを、こないだ本屋さんの店頭に並んでいるのをみかけてびっくり。

ヤバい経済学 [増補改訂版]
スティーヴン・レヴィット (著), スティーヴン・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社

と思ってアマゾンで検索したら、もうひとつ別の「ヤバイ経済学」もあるようだ。

超ヤバい経済学
スティーヴン・レヴィット (著), スティーヴン・ダブナー (著), 望月 衛 (翻訳)
東洋経済新報社

うーん、世の中は進んでおりますな。(笑)

とか言っている場合じゃなくって……ええと、インセンティブでした。経済(学)では、人間の経済活動のなかに非合理性を見るというのが、ひとつのトレンドのようになっているかと思いますが、経済活動をインセンティブにおいて徹底的に見たら、なるほど確かに社会のひみつが解けるんじゃ? といった内容を記憶しています。(この場合、インセンティブ遂行については、合理的にふるまうと考えるのだったと記憶します)引き続き、ざっくりすぎですが、たとえばニーチェの「ルサンチマン」なんかもインセンティブで読み解くと……みたいに使える切り口なんじゃないか、と思ったわけです。

インセンティブ。動機というよりも原動力というか、主張に沿って言えば「ほんとうの理由」というか。

と──昨日、東北の地震・津波被害の救済のために、プロゴルファーの石川遼くんが賞金を寄付すると発表した、ということをもれ聞いて……突然よみがえったのがこの「インセンティブ」であります。自分が頑張ることで自分が利するのではなく他が利すると考えた方が励みになる。頑張れる。さすが石川遼くん、かっこいいんだこれが。

2011-04-01

2011年4月の座右の銘。


石橋を叩いたら渡れ。


でございます。

0から1へ。

おはようございます。
コンビニにメール便を出しに行った夫が、ブイヨンが表紙の新しい雑誌を買ってきました。

BRUTUS (ブルータス) 2011年 4/15号 [雑誌]
クリエーター情報なし
マガジンハウス

大事なのは、まず1を生むことなんじゃないか。

──引用元:『BRUTUS 2011/4/15号』より。糸井重里氏。

(広告の人間は)できる分野が小さすぎるんだよ。

──引用元:『BRUTUS 2011/4/15号』より。糸井重里氏。

「ことば」に強いブルータス。興味を持たれた方はぜひ本屋さんへ。