2017-06-10

隠れている「真剣に」を探しちゃいました。

京都に遊びに来た娘を駅まで送って、
あの電車に乗ったんだなと見たら、
ドアにくっついてこっちを見ていたので、
立ち止まって手を振った。
いまのところ、これを葬式の写真に
しようかと、第一候補で考えている。
糸井重里
『SWITCHVol.35 NO.3』192ページ

感想1
写真を撮っていたあんださんが偉い


「乗ったんだなと見たら」は高度である


ほんとはこれが一番言いたいんだけど、
私は「真剣に」という言葉があったはずだと考えて、これを3度読み直した。
「しようかと、真剣に考えている。」だったとしか思えないが
そこには「第一候補」があるので、現実問題として、とてもそうは思えない。
「第一候補で考えている」そのものは高度であるのでまぎわらしいが
「葬式の写真」の話だから、よくわからないところがかなりでっかく残っているのは
適切だ。

2017-02-04

Google Average?

ググる目的が、個人的には最初「(ネットワークがつながらない、アプリのコンフリクト)問題解決」で、それからだいぶたって、これはもしかして「常識」を知りたいというふうに使われているのだろうか、と思ったあとにSEOの嵐がきて、Google Albatross(street viewを空中からviewできて、動画で進める)(同考で「Google Drive」とも言っていたのだがこれは違う意味になった)があるといいねと言ったりしていたのだが、こうなったらGoogle Averageという、あたりまえすぎてコロンブスの卵なツールがあるといい。ちょっとAIがかませてあって、たとえば「香典いくら包む?」なら、東京だと平均いくら、それへのコメント、特徴ある地域とか、値段とか、といったふうに簡単なサーベイ・リポートのようなものを検索結果として出してくれる、というイメージ。 IT技術はseedで、できてみて、デザインが決まり、コミュニケーションが決まるということが多いのだけれども、頭のたいそうとして、「あったらいいな」を100円と思って考える、フィードフォワード訓練。 そういえば、ATOKのような日本語変換は、辞書登録を発達させて、「編集方針」ルールを作れるようにしてほしい。とかいろいろユーザは思うものなり。こういう「要望」っていうのは、逆にGoogle以降、流行らなくなったのは、タダだからというだけでもなくて、「欲しいなら自分で作れば〜」といわれてる気がしてならない。