2012-07-30

This is for everyone


ウェブの生みの親、Sir ティム・バーナーズ=リー氏が、
ロンドン・オリンピックのオープニングセレモニーに登場したんですね。



英国自慢のセレブリティたちが並ぶなかで、誰か足りないな(ほら、Sirの付く……)と思っていたら、そうティム・バーナーズ=リー氏でした。

彼がウェブを産み出したことが、日本でももっともっと広く知られるようになるといいなと思います。

ウェブらしさを考える本 (丸善ライブラリー―情報研シリーズ)
大向一輝・池谷瑠絵
丸善出版

ウェブ上でも読めます。公開しているURLはこちら↓
丸善出版ウェブらしさを考える本-つながり社会のゆくえ-」無料公開サイト

2012-07-22

「人生と写真がイコールになるよう、努力してきた」



八丁堀にある日本写真学院で開かれている水谷充写真展へ行ってきた。
THE GALLERY(日本写真学院4階)開催中!
写真・映像制作人 水谷充の私的視線
日本写真学院の案内ページ

水谷さんは、Researchmapのつながるコンテンツの写真をずっと担当してくださっている。水谷さんはカメラを通じ、あるいは手掛かりに、研究者の先生方と対話する。

技術的なことを言い出したら、この方の解像度はどこまでもいくし、あの手この手のアイデアだったら、いちごシロップまで試すというから、まったく果てしない。だから、それでどうする? 何をやる? 自分は何を選ぶ?、という根幹的なところに集中して解読するのが、私のような非プロにはためになると思っている。

そこで今日、トークショーの日を選んで出かけたという次第。写真についてワンポイント的に解説をしてくれたのだが、それがいちいちよくわかって、非常におもしろかった。

水谷さんの写真論は、これまでことばでは滅多に聞くことがなかった。そのことばも考えも、シンプルで、論理的で、たいへんにエッセンスが詰まっているのだが、実はその言葉から、そのエッセンスをくみ出すのが、たいへんに難しい。非常に遠い道程を感じる。だけれども水谷さんが何をやるかを見ていれば、逆にそれはわかる。トークでのひとこと──

「人生と写真がイコールになるよう、努力してきた」

うーん。この言葉も、研究という人生を選んだResearchmapの先生方の写真とともに見ていただければ、それに勝ることはない。

好評につき開催期間延長とのこと!
たしか8/9までと言ってました。お見逃しなく!



2012-07-19

Google Web Labを試用


未来感いっぱいのGoogle Web Labで、個人的に非常に懐かしい似顔絵アプリを試してみる。というわけでこんな顔らしいです。



「Try with a new photo」としっかり表示されるのが、「そんなに自信ないの?」と思うけれども、似てはいると思いますよ、もちろん。

2012-07-15

「ようこそ量子」量子情報の最先端をつたえるInterview、公開。



以前「ようこそ量子LAB」として公開していたウェブページを、量子情報の最先端をつたえるウェブサイトとして、リニューアルしました。

リニューアル公開の目玉は、「量子情報の最先端をつたえるInterview」というインタビュー記事。第一回目として、昨年、NTT物性科学基礎研究所ご所属時に、ダイヤモンドと超伝導量子ビットを直接組み合わせたハイブリッド系の量子状態制御に、世界で初めて成功した仙場浩一先生(国立情報学研究所特任教授)にご登場いただきました。

量子的な実験というだけで相当たいへんなわけですが、これが世界的にも画期的なゆえんは何なのか、またこの成果によってどんな新しい物理的な性質がわかったのか、といったところのやさしい解説に加え、クリックして詳細がわかる実験装置の模式図のページなども用意しました。

ようこそ量子 | 量子情報の最先端をつたえるInterview
Page | 1 | 2 | 3 |

ようこそ量子 | イラストレーションのページ
量子の世界をのぞいてみよう
※写真・イラスト提供:NTT物性科学基礎研究所

なお「週刊リョーシカ!」などの旧コンテンツもおいおいこのウェブサイトに統合していく予定です。

量子情報の最先端に関するニュース(Interview)から、量子力学や情報処理の基礎の基礎といったコンテンツ(リョーシカ!)まで、量子に関するトピックがまとめて読めるウェブサイトとして、いっそう充実させていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2012-07-10

フィクション、ノンフィクション



以前から、本をめくると書いてあったり、エンドマークのあとに書いてあったりする
「本書はフィクションであり、実際の団体……」
というのが、私は気になる。フィクションかノンフィクションかどうかというのはそんなに気になるものだろうか? と、まあ、ひどく迷惑になる場合とか考えると、そのように断っておいたほうが法務上よいことかもしれない。けれども小説を読んで、それがノンフィクションだと考える人類がいるだろうか? と、まあ、これはさらに少ない確率であるような気がする。

そもそも、フィクションが一抹ノンフィクションを含んでいない、ということがあるだろうか? 逆に、ノンフィクションの文の運びに、フィクションが含まれていないと断言できるだろうか?

そういうわけで、私にはどうもこのフィクション、ノンフィクションということが気になるというか、この制度の運用が本来の趣旨からずれてしまっているのではないかと憶測するのだが、まあいいか。WIREDづいている昨今(って昨日と今日ですが)、いにしえのレコードのシングル版のような書籍を発見。短編集というものが消えるとしたら残念ではあるけれども、こういうふうに小さい単位でものを読むという習慣は根付いていくように思います。紀伊国屋経由だとiPodで読めます。

WIRED Single Stories
手軽に読めて読み応え抜群。eBook限定のノンフィクションシリーズ「WIREDシングルストーリーズ」本格始動!

日本だけの企画のよう。ついでに英語版もいれてくれればいいのに。


2012-07-09

覚え書きリンク集


WIRED ARCHIVES
原子操作の20年:画像ギャラリー
原文

WIRED ARCHIVES
量子情報ネットワーク実現につながる新実験:画像ギャラリー
原文

WIRED TECHNOLOGY
top - Technology - News
量子コンピュータ実現に向けて大きな進展
アーカイブし忘れていたProf. Michelle Simmonsの記事
2012年2月23日

あさってからスタート!
Euroscience Open Forum 2012
Keynote Speakers
ESOF 2012 DUBLIN
Euroscience Open Forum 2012
Dublin: 11th-15th of July
Dublin City of Science 2012
日本でも高名なProf. Lisa Randall, Craig Venter, Ph.D.,CERNのディレクター等々……。

WIRED、医療関連の話題
ARCHIVES
急増する「オープンアクセス」方式の学術誌
原文
Open-Access Journals Flourish
Randy Dotinga   04.11.05

2012-07-03

週刊リョーシカ!工事中のおしらせ



量子のふしぎを楽しむ週刊コンテンツ『週刊リョーシカ!』、
現在、連載休止中ですが、ところどころ手直しなどを行っており、表示の不具合が20分程度持続する場合があります。

いつものURLで
「ドメインウェブの設定が見つかりません」
などと表示されたり、
リョーシカのコンテンツが表示されない、などの場合には、
恐れ入りますが、しばらく経ってから
今一度アクセスしてみてください。

ご不便をおかけいたしますが、なにとぞよろしくお願いいたします。