2011-04-08

節電のため、空調をなるべく使わないようにしています

地下鉄の車内で「節電のため、空調をなるべく使わないようにしています」とアナウンスしていた。東京の地下鉄の車内が冷房されるようになったのは比較的最近のことだと思う。(比較的だけど)

ところで日本のふつうのご家庭では、およそこのような方針で「空調」は稼動しているのではないだろうか。寒すぎるほど冷やしたり、冬に半袖が着たいほど部屋を暖めているなんていう人には、滅多にお目にかからない(テキサスでは違うらしいけど)。

ところがどうしてか個人が法人、プライベートがパブリックになると、別の方針のほうが一般的で、初夏にもなれば冷房を入れ、冬場は上着を脱ぐほど暖かいといった場所だらけになる(東京だけ?)。つまり、そうすると、なんとなく景気がよく思えるからかもしれない。もちろん節電を考えたら、「空調をなるべく使わない」ほうがよい。空調は地球全体ではなくて、ごくごく、ごくごく狭い範囲を快適にするものだ(インドでは毎夏、暑さのために貧しい人々が亡くなっているそうだ)。

この空調であるとか環境光といったものは、まだまだ工夫、代替の余地がありそう(本格的な暑さがやってくる前に!)。

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