2011-04-18

義援金(義捐金)って何だろう?


「義援金っていうのも、どうだかね」
という声を、最近なんとなく耳にするようになった。

(義援金というのは、義援金ですよ)
と思わぬでもないが、ググったところ、基本的なルールをまとめてあるサイトがあった↓

寄付・募金情報から 〜寄付は身近なボランティア〜 きふボラ
寄付の心得
http://www.geocities.jp/kifubokin/attitude/attitude.html


派手なところのないサイトだけれども、わかりやすいし、いろいろな立場を配慮していると感じました。また〆の言葉、

寄付するかしないか、決めるのはあなた自身です。
──「きふボラ 寄付の心得」より


同感です。

ところでこれと関連して思い出すのが、高校生の時(?だったかな?)親しんだ小噺を集めた英語の教材だ。当時は紀伊国屋などでも売っていたような、ポピュラーなものだったと記憶するのだが。

Advanced Stories for Reproduction 2
L.A.Hill
Oxford University Press

この中の第一話に──イラスト入りでたった1ページのお話しなんだけど──こんなお話が載っている。

村祭りに村人たちが大きな樽を借りてきて、一人一本、家にある一番いいワインをこの樽の中に空けよう、そして祭りの日にとびきりのワインをみんなで楽しもうじゃないか、ってことになった。ところがある男が考える──オレひとりぐらい水を入れたってわかりゃしない、なにしろ、みんながbest wineを入れてるんだから。。さてお祭りの当日、樽の栓をひねってみると……

とまあ、オチの付き方は、原書でご覧いただくとして、まず「ちゃんとワインを入れてください」ではないでしょうと。で、ワインを入れないことに制裁のかかるしくみ、という考え方もあるでしょう。そしてまたそれだけではなく、違ったやり方も考えられないこともない。いずれにしても、つまり、このようなことが起こることは朝飯前の折り込み済みってことは、大事だよなあと思う次第。

……しかし、そう思っていても、このオチには私はちょっとびっくりしました。(笑)

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