2009-07-15

研究者に便利な機能って何だろう? ─Researchmap体験記

研究者向けサイエンス2.0基盤「Researchmap」の、リョーシ猫の体験記を不定期で書いています。

さて、Researchmapにも一般のポータルと同じように、研究業績やCVなどのように公開可能なデータの他に、スケジューラーやストレージスペースなど、自分が使う機能やページが提供されています。この自分でカスタマイズしたりページ(またはツール)を追加したりして活用できる「マイルーム」というエリアは、なかなか多機能。

ふうーん、とかへえーとか思いながら使っていると、このようなResearchmapの登録者へ、けっこう頻繁に「機能追加のおしらせ」がメールで送られてきます。このような機能アップは、こういう時に便利というように、使い道が非常にリアルにイメージできるものが、多いです。

研究者の活動や業績はそもそも公的なものが多いため、自分のデータといってもどこかのデータベースに格納されていることが多いのが、一般の方と違うところでしょう。また公的なデータベース*に入っているということは業績を保証することでもあるため、自分で管理するよりも、引いてきたほうがいいという面もあるのではないでしょうか。

というわけで、ついに、「科研費番号」を持っている方の新規登録も始まったそうです。もちろん引き続き招待による参加も可能。

Researchmap - 研究者向けサイエンス2.0基盤
新規登録受付の開始
2009/07/09


*国内論文データベースCiNii、科研費報告書データベース、アメリカ国立生物工学情報センター医学関係文献データベースPubmed、コーネル大学プレプリントサーバarXivから、研究者名により自動的に業績や研究分野、経歴等をフィードできます。2009年7月現在

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