あの事件、その体験をどのように伝えたらいいか、ということは現場にいたとても多くの人がずっと感じてきたことであり、それぞれに表現してきたことでもあるだろう。これはもちろんこの事件だけに限らないし、実際、先月生まれて初めて「宝塚線」に乗った時にも思ったことだった。
ついでにSeptember 11thについて遠いなりに綴った写真連載が別ブログにあるので、よかったらご覧ください。
[響けブログ]http://blog.goo.ne.jp/hibikeblog/
[ニューヨーク2000年滞在記、WTCツインタワーがあった頃。]
全26回シリーズ(第一回はこちらから)
Make History | National September 11 Memorial & Museum
http://makehistory.national911memorial.org/
さて、September 11thのメモリアルサイト『MAKE HISTORY』が公開されています。Official Google Blogに掲載されていて知ったのですが、画面を見るとすぐ察されるように、そう、ストリートビューが活用されています。
すでにかなり見応えのあるプロジェクトになっていますが、こういったものはどうしたら成功するのだろうか、と思いふと、誰かが書いていたことを思い出しました。梅田望夫さんです。
[科学と広告のブログ]
個人による、ネットワーク上の実験と考察
2009-07-27
http://sciencecopywriter.blogspot.com/2009/07/blog-post_27.html
梅田氏は「オープンソース的協力が成立する要件についての実験と考察」で、試案として5つの要件を挙げており、今回のプロジェクトはそのうち4つががつんとあてはまります。そこで5つめの「プロジェクト・リーダーの私的な利益に供しないこと」ですが、このプロジェクトはグーグルの技術的広報役も兼ねているので広告は発動している、のは確か。とはいえ多くを提供しているのもグーグルということだから、まさにグーグル的に満たしているとさえいえるのかもしれません。
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