2008-07-14

AIBOへのラブ・コール!?


マクドナルドのハッピーセットで、いまついてくる景品がこの犬の形をしたロボット「idog」である。この色は「シャドー」。このほかに「ほのお」「スカイ」「ポテト」があり、全4種類だ。by SEGA TOYS。

実は先だって、ロボカップにずっと取り組んでこられた公立はこだて未来大学の松原仁教授の一般講演を聞いたのだが、その際いくつもの映像を見せてくれて、中でも「四脚リーグ」が印象的だった、そのことを私は思いだした。

「実はこれがいちばん人気があるんですよ」
と松原教授は言った。

そうなのだ。これは要するにAIBOのリーグであって、かわいいAIBOたちがボールのまわりでじゃんじゃん蹴ったり、おおよろこびしたりするのは──それがサッカーかどうかはともかく──こりゃ誰が見たって、相当かわいい。

「だけど、こんどからなくなると思います」
えっ!なぜ? そう。SONYがAIBOをやめるからである。
「残念なんですけれども」

ホームページによると、四脚ロボットリーグは1998年に実機リーグに加わったという。それが第一回の「ロボカップジャパン」としての公式戦@東京・青山なのだそうだ。きっと、ロボットがまだあんまり動けなくて、さぞ立ち往生してしまったりしていた時代から会場を湧かせていたのが、AIBOたちのいる四脚リーグのフィールドだったのであろう。

そう思っていた矢先のidogである。猫型ロボットといえばこれはやっぱりドラえもんで、その地位はゆるがないけれども、犬型ロボットといえばこれはもうかなりAIBOである。その空席に登場したidogは、ロボットとしては特に動いたりしない(ファンクな音楽が鳴って、ライトが点滅する)、いつものマクドナルドのおもちゃである。デザイン的にはちょっとソフトバンクのケータイを思わせ、シャキッとした色遣いだ。(もうちょっとパントーンだと、よりアトラクティブだったかも)


こちらが、バックスタイル

idog(製品版)の公式ホームページはこちら。音が出ます。

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