と、自分でもどうもややこしい文章を書いてしまったが、要するに、サイエンス・カフェがこうだったらいいね、というのが今回の話です。
で、どうだったらいいのかというと、そこにはやっぱり不文律というか、もともといろんな立場、いろんな考え方ありの大人が集まって気持ちよく過ごすためには、何らかのルールが要るのだということがひとつ。
そう思っていたら、ほんもののカフェ「スターバックス」に務めていた人がスターバックスの企業理念を解説した『It's Not About the Coffee』にちょうどいいことが書いてありました。
この本は、amazon.comで目次と本文の一部等が読めるのだが、それをかなり雑に訳したものを以下にご紹介します。これは、スターバックスは10の法則(principle)に基づいていて、これが成功を収めている、その10とは何かという流れで紹介される、つまりスターバックス10の法則である。
1 自分はなにものかを明確に
2 成功にとらわれず、何をするために自分がそこにいるのか考えること
3 自由に発想すること、これを自分にも相手にも奨励しよう
4 信頼性を築こう(結局はそういった関係性が成功を支えるのだ)
5 耳を澄ませ(聞く態度こそが解決の近道)
6 責任ある発言を
7 考える、感じる、行動するは、みんな大事だが、まず行動を
8 憶せず進め
9 リーダーシップを発揮しましょう
10 夢を持ちましょう
It's Not About the Coffeeより
これ、そのままサイエンス・カフェ参加の心得のようにも読める、と思ったのですが、いかがでしょうか?
大事なのはカフェのルールであり、それからがサイエンスなんだよなあ──と最近思っているのである。
It\'s Not About the Coffee: Leadership Principles from a Life at Starbucks Portfolio 詳細へ |
ご参考:STARBUCKS' FLY(スターバックスの蠅)blog
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