2008-11-06

「はらドーナツ」行列は続いている。

吉祥寺にあるらしい「はらドーナツ」が阿佐ヶ谷にできて、連日人々が列をなして買い求めている。甘い物好きの夫がさっそく求めてきたが、これが予想を超えておいしかったので、なるほどと思った。ドーナツへのニーズはあるが、食べたいようなドーナツが不足していたのだ。

またドーナツといえば、私にはどうも家で作る物というイメージがあって、映画でも母役の小泉今日子がドーナツできたよと言ってもだれも2階から降りてこないというシーンがあるわけだが、家で作るドーナツというものが、そういう──つまり不人気な──ものになりつつあるのかもしれない。

それでもいったいどれだけの違いなのかを確かめようと、「はらドーナツ」の後で、凝りもせず作ってみた。いやあ、なんの共通点もない。よく知っているドーナツの味ではあったが、「はらドーナツ」が近所にあるのに、わざわざ作ることはないと思われた。自分で作ってよいことは、いかに砂糖またはその類似品が投入されているのかを知るよい機会であることぐらいだろう。一方「はらドーナツ」のほうは、まず投入する材料からして違うのだろう。

材料といえば、新橋にあるさぬきの地域物産紹介・物販のスポットで、うどん用の中力粉を売っており、ことうどんについては、この中力粉がたいへんうまくいく。こちらはいかにもうどんに具合のいい伸び具合というところへ、長い時間をかけて調整されてきたのであろう。家で打ってもおいしいものができるので、おすすめです。

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