2008-10-07

非常ベルが鳴ったら……

火災報知器

先週の日曜日の昼下がりに、駅近くの図書館に自転車を置いて、ちょっと駅前で用を足していたら、不意に火災報知器と思われる非常ベルが鳴り始めた。

商店街は、私鉄の急行停車駅とは思えないほど昔ながらの、大きなスーパーなどもない、アーケードなんかももちろんない、まったく小駅の商店街という風情だが、非常ベルが鳴っていてもいつもと同じように自転車がゆききし、人が通っている。

それでも八百屋の主人が道をうかがうように出てきたり、ドコモの制服のお姉さんが、どこで鳴っているのか確認しようと道で話をしていたりと、なにより地元の人がうろうろしていたので安心した。

火災報知器等に限らず、センサーのような計器を設置したら、それが作動することがあり得るのは当たり前である。たとえばよく人が通ると点灯する玄関灯があるが、私の家の近くにそれをかなり広範囲に設定しているお宅があって、その家の前をバイクが通ってもいちいち点灯している。この場合に、たとえば範囲設定ができないというように機械の方に問題がある場合ももちろんあるが、性能については買う前から明記されていた可能性も高く、したがってたぶんそういったことも含めて使いこなしがうまくいっていないものと思われる。

この機械はあるが使いこなせていない、という事例は、やはり多い気がする。

使いこなせていないと言えば、別にパソコンに限らず、非常ベルのような計器や、駅に設置してあるAED(自動体外式除細動器)なども、誰もが使いこなせそうには見えない。バス車内のお知らせによれば、パスモなどのICカードで、操作の流れによって、二重に支払っている場合があるという。

学校で行われる交通安全セミナーのように、普及していく具体的な機会があると、よりよいのかもしれないですね。

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