2008-08-25

コピーライター談義@web

イトイ新聞の新連載「仲畑くんと糸井くん」を読んで思ったのだが(ついでに、こりゃ毎日更新でないと耐えられないと思ったらほんとに毎日更新なので驚きました)、糸井重里氏は、コピーライターというものをもうホントに過去のものにしていますね。仲畑さんが自分は「仕事にする」「あなたは仕事にしない」と言っているのですが、仲畑さんは現役にコピーライターで、要するにスタイルとしてももともと商品に寄り添うし、糸井重里は商品から不断に離れていく、より単純化すると仲畑氏は利用価値や効果、糸井氏は商品「存在」・なぜ商品が生まれてきたのか、という注目の違いと言えるかも。いずれにしても糸井氏はファン(という壮大なすそ野を持つ「魔法使いの弟子」たち)にとっては家元返上ということのようです。ついでに、たぶんイトイ氏は未熟(immature)なものが好きなんじゃないでしょうか。半熟卵とか温泉たまごとか。ポニョ、なもの。

しかし──なんというか最早「オールドファンには」というべきか(トリスか!)──横尾忠則氏との会話とか、仲畑貴志氏との対談なんかは、ほんとうにリアリティがあるというか、次回が(また明日)楽しみです。

0 件のコメント: