2011-01-23

ええと言葉と向き合うにはまずusage

しばらく「おられますか」関連の話題を続けていきたいと思います。
(前回はこちら)

用法というものが、言葉の現在の姿。過去にこういう意味だからって言ったって、平安時代人がそうであったであろうようにしゃべるわけにはいかないし、明治にそうだったことが正しくて、現在の用法は間違っているというようなことを言い続けるわけにもいかないですよね?

だから言葉の用法に正しい/間違っている(NG)と言い始めた私がそもそも悪い。ごめんなさい。

ところで、なぜか言葉となると、やたらと迷信がはびこるのが世の常のようで、そこに鋭い一矢を報いているのがこの本↓

Language Myths
おすすめです
Penguin (Non-Classics)


そのあたりも実にかみわけて「おられます」をご紹介くださっている(と私が思う)のが、このサイト↓

NHK放送文化研究所/調査・研究成果/ことば
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qq/list_kotoba_qq1.html


「ホチキスは、アメリカの兵器開発者ホチキス氏(B.B.Hotchkiss)が、機関銃の弾丸送り装置にヒントを得て考案したもの」など、ちょっとはっきり知らないようなおもしろいことが見つかりそう、なう。そしてこの中に「おられます」があります。URLはこちら↓

ことばQ&A「おられます」
質問:「おられます」という言い方は間違った敬語ですか。
97.10.01
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qa/kotoba_qa_97100101.html


ぜひ御参考に。
(つづきます)

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