2010-03-03

地デジと技術、コミュニティの話

インターネットに関する話題は、いつも何かに集中する。
今の流行りは「ついったー」でありましょう。

私自身は、なんだかもうすぐに条件反射のように登録はしたものの、あまり気乗りしないで過ごしております。。

しかしtwitterへの関心は、その技術そのものではなく、それが生み出す新しい人間と人間の関係や、新しいコミュニケーションというところにしっかり焦点が合っているように思う。

これはインターネットの話題がだんだんにそのような地点まで来たのだなあということを思わせる。ちょっと前なら「セカンドライフ」だし、その前はやっぱり「ブログ」かなあ。あるいは「RSS」だったり、それよりも前だと「ハブ」だったり、「イーサ(Ethernet)」だったり、ランキングを見ると、へえーと思うようなのが現れては消えてというようにして推移してきたように思う。

IT用語事典「e-Words」
注目用語ランキング100
http://e-words.jp/p/s-ranking.html


つまりインターネットの場合、最初はなにかと技術の言葉へ注目が集まっていたのが、次第に技術が生み出すと考えられるコミュニティのほうへと関心が移ってきているように私には思えるのである。見方を変えると、ひとつの技術で、それを使ってこんなことができる、あんなことができるというのが、今や豊富にイメージでき、創出できるのである。

それに比べると「地デジ」というのは、まったく技術の言葉であり、その技術によって何が可能になるのか、何が変わるのかというと、「今のテレビが使えなくなる」と答えることはできるけれども、なんとなくコンテンツの中身がイメージできないのは、やはり参加度が決定的に低い(だろう)せいだろう。

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