Linux開発者のリーナス・トーバルズは、自伝によれば、1999年に University of California at Berkeleyで開催されたWeb Rushという催しで、「Challenges of the network society」と題するパネルディスカッションを行ったらしい。トーバルズは言っている。
──そうそう、言い忘れていたけど、パネルディスカッションの参加者のほとんどは、テクノロジーについて語る哲学者だった。なんといっても、ここはバークレーだものね。(中略)
よし、かまうもんか。連中がテクノロジーについて語る哲学者なら、ぼくのようなテクノロジー屋が哲学について語ってもいいだろう。ぼくは臆病者じゃないぞ。──
(リーナス・トーバルズ, デイビッド・ダイヤモンド『それがぼくには楽しかったから』小学館プロダクション2001より)
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