2010-02-04

コドモは電子辞書を使わないべきか。

最近コドモに負けている。比較しているのは、小学3年生の国語と私の英語の上達度であります。やれやれ。コドモのほうはいつの間にか、そのへんの文庫本ならすらすら読めている。いつの間にかすごい差。やばいです。

コドモのほうは、なんといっても小学校の国語教育がこれまで、たいへんすばらしいものだったことが、大きな原因であろう。コドモが最近熱中して取り組んでるのは、10分間作文というもの。5分でプランを考え、残りの5分で書き上げる。字もさほど乱れず、原稿用紙1枚くらいの作文ができあがる。何度も書いているとそのうちパターンが決まってくるので、飽きた時をチャンスに定型を破っていく。

ところで、コドモには紙の辞書を買ってあげるわけのだが、オトナは電子辞書を使っている。これはもう頭ごなしに紙のほうを使ってもらっているのだけれど、本当のところ、コドモだって電子辞書でもいいと思う。自分自身が小さい時に紙の辞書が好きで、何度もひいたことや、そのうちに見出しがなくても速くひけることや、そういう体験をなつかしんで、押しつけているに過ぎない。(だってそれしかなかったし!)

もうひとつは、たとえば学校へ電子辞書を持たせたらどうだろう? と考えると、やはり何らかの軋轢が生じるように思う。つまり現在の小学生としては、まだ紙のほうが便利ということがあるのである。学校というのはしかし、薦めるか禁じるか、いつもどちらかの対応を迫られるようだが、個人的には、時には「どちらでもいいです」といって父母に考えさせてもらえると、ありがたい。

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