2010-02-24

AVATARとそのメイキングはどっちが面白い!?

というわけでググってみれば、AVATARのメイキングのビデオがウェブ上にいろいろと載っていた。

AVATAR Video: creating the world of Pandora ( 1 of 3 )
http://www.youtube.com/watch?v=ItsRag-qfl0&feature=related


AVATAR Video: creating the world of Pandora ( 2 of 3 )
http://www.youtube.com/watch?v=fVN5xwJnU6M&feature=related


Avatar The Movie Behind The Scenes Making The Movie 1
http://www.youtube.com/watch?v=o47vlm603QM&feature=related


Avatar The Movie Behind The Scenes Making The Movie 5
http://www.youtube.com/watch?v=n7D8mtVjaG8&feature=PlayList&p=EEC919F2FCAB10D7&playnext=1&playnext_from=PL&index=4


思い出すままに、印象的だったことを挙げていくと、

今は役者さんたちがバーチャルな環境を見ることができずに演技しているが、あれはバイザーのようなもの(眼鏡のかたちで、視覚がとらえるべき映像が映し出されるようになっているもの)で、環境の中に自分がいるというイメージをリアルに持ちながら演技することも将来的にはできるだろうと思った。コンピュータの中に作られている環境と自分の立ち位置とを計算して、リアルタイムの視覚映像を作り、これとシンクロして演技すればよいわけである。(言うのは簡単ですね。。)

それから、今は役者さんたちが肉体的に優れているが、考えてみれば別に優れていなくても(今でも部分的にはそうであるように)替えてしまえばいいかもしれない。もっというと、脳の働きをジャックして、文字通り「思った通りに」動かしてしまえばいい。(これはもっと時間がかかるのかな?)

しかしそうなると役者さんって必要なんだろうか? といったことも問題になるかもしれない。

だがそれで何が「面白い」だろう?──そこで印象深く思い出されるのが、昔で言えば小道具さんに当たるのであろう、映画の環境ほどではないが環境を現実のセットとしてある程度提供する役目の人が、武器のようなものが飛んでくる(役者さんが避ける)というシーンを作るために、弾まないボールのようなものを投げていた(メイキングの)シーンだ。──それはなんとも楽しそうな風景だった。過渡期の楽しさ、開発期の面白さ、といいますか。

では、このようにハリウッドに集められて実現した技術が、もし、ハリウッドから外へ出たら、どうなるだろう?

これはきっとバーチャル『サロゲート』って感じになるんじゃないでしょうか。


うーん、なんだか必要な議論をいくつかすっとばしてしまったようにも思うので、正しいことはこちらをご覧ください。(AVATARは含みません)

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石黒 浩,池谷 瑠絵
PHP研究所

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