2010-05-05

おとなりのヒミツ(!?)

アマゾンの「おすすめ」機能にはびっくりと思った昨日だが、どうもそういうことではないらしい。

というのも最近ツイッターで誰かに本を紹介してもらった、読んでみてためになった、という感謝の応酬が多いように思っているのだけれども、その中にティム・ブラウンの『デザイン思考が世界を変える』(Change by Design)があって、と、その本の関連商品にも、佐々木俊尚著『電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)』が入っているのである。

ハッカーと画家もそうだけれども、まだハードカバーなうちに、ほんの1年ぐらいで翻訳が読めるというのはすごい。しかも今回は翻訳本の価格も安く、ほとんど原著と同じ値段で手に入る。

しかしながら『デザイン』のほうは、よく見ると、ランキングでは1,310位、一方の電子書籍のほうは30位。

だから売れている電子書籍のほうが、いろんな本のおとなり候補に入ってくる、つまり本が売れるという黄金則の「何度も目に触れる」というのを、自力で演出できるしくみになっているというのが、この「おすすめ」機能の内容なのではないか。……と考えると、なあんだ「おすすめ」機能といっても、単純に数を数えているだけじゃないか……とややホッとしたりして。

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