2012-07-22

「人生と写真がイコールになるよう、努力してきた」



八丁堀にある日本写真学院で開かれている水谷充写真展へ行ってきた。
THE GALLERY(日本写真学院4階)開催中!
写真・映像制作人 水谷充の私的視線
日本写真学院の案内ページ

水谷さんは、Researchmapのつながるコンテンツの写真をずっと担当してくださっている。水谷さんはカメラを通じ、あるいは手掛かりに、研究者の先生方と対話する。

技術的なことを言い出したら、この方の解像度はどこまでもいくし、あの手この手のアイデアだったら、いちごシロップまで試すというから、まったく果てしない。だから、それでどうする? 何をやる? 自分は何を選ぶ?、という根幹的なところに集中して解読するのが、私のような非プロにはためになると思っている。

そこで今日、トークショーの日を選んで出かけたという次第。写真についてワンポイント的に解説をしてくれたのだが、それがいちいちよくわかって、非常におもしろかった。

水谷さんの写真論は、これまでことばでは滅多に聞くことがなかった。そのことばも考えも、シンプルで、論理的で、たいへんにエッセンスが詰まっているのだが、実はその言葉から、そのエッセンスをくみ出すのが、たいへんに難しい。非常に遠い道程を感じる。だけれども水谷さんが何をやるかを見ていれば、逆にそれはわかる。トークでのひとこと──

「人生と写真がイコールになるよう、努力してきた」

うーん。この言葉も、研究という人生を選んだResearchmapの先生方の写真とともに見ていただければ、それに勝ることはない。

好評につき開催期間延長とのこと!
たしか8/9までと言ってました。お見逃しなく!



1 件のコメント:

rue ikeya さんのコメント...

すみません、読み直したところ、この投稿相当わかりにくかったかもしれません。投稿する前に読み直してみては? と自分で思いました。機会があれば、直します。