前回は、『からくりインターネット』をこんなふうに読んでほしい、という話を書きました。ちょっとお願いを書いてしまったかなあとも感じています。
そこで今日からは、『からくりインターネット』をすでにお持ちで読み始めている方と、一緒に読み進んだり、新しい情報やご感想などを追加していければと思います。ついでにブログのタイトルとして『からくりインターネット』という文字数が多いので、ぐしゅっと縮めて「からくリィを読む」と題したいと思います。。どうぞよろしくお願いいたします。
ではまず最初は、第一章の「インターネットはことばの宇宙」という章から、とりあげていきたいと思います。
さて、インターネットってすっかり「あたりまえ」になってしまって、「情報がいっぱいのっているんだよ」というわけですが、では、インターネットにあるウェブページの数はどれくらい? と改めて問われると、さあ誰が答えることができるんでしょうか?──という話が書いてあったと思います。
これに関連して、参考になるサイトのひとつとしてご紹介しているのが、cuilです。cuilはアイルランドで「知識」を意味することばだそうですが、英語だとなかなかきれいに検索結果がでるようですが、日本語ではいまひとつ。
そこで検索はおいておいて、まずcuilのトップページに書かれている数字に注目してみましょう。
127billionってことは、127,000,000,000ですね。
「いっぱい」って思っていたのは、そういう数なのか──
ということが、とりあえずわかります。
ちなみにこのトップページから見ることのできる「video」をクリックして見ると、中にこのトップページの映像が出てきて、そこにもやはり数字が表示されています。よく読み取れないところもあるのですが、「124,426,951,803」と書いてあるように見えました。このvideo、いつ作ったのか? その時点から、
124,426,951,803
↓
127,000,000,000
↓
127,000,000,000
と増えているわけですね。
うーん……今日は少しお勉強口調になってしまいましたが……というあたりで、引き続き、本書へ戻って、ゆるりとお楽しみください。
なお、検索エンジンと情報爆発については、下記のリンク「からくリンク」で、ウェブサイトをいくつかご紹介しています。ご参考になさってください。
からくりスト2:検索と情報爆発
http://sciencecopywriter.blogspot.com/2010/03/blog-post_6935.html
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