2011-01-26
ほんとうは誰の仕事でもない。
制作物の進行管理をしていると、かつて会社で一緒に仕事をしていた営業のKさんのことを思い出す。今まではこんなふうに思い出すことはあまりなかったのだけれども、最近、結構たびたび思い出す。
1週間先、1ヵ月先の予定というものを、いつもそれとなく関係者に伝えていたKさん。
その時は正直、私はうるさいなあぐらいにしか思っておらず、わかってるよ、と思っていた。わかっていることを知っているだろうに、とも思っていた。
だけどそうじゃなくて、ただそうしておくだけで、1週間先、1ヵ月先の進行の確実性がごく微量、増すのだ。たぶん1%ぐらいだろう。それでもそれがない場合に比べて、明日というまだ存在しないものが、ぼんやりとでも存在しはじめるのだ。
だからこういう機能は、結局カレンダーのようなものにも「リマインダ」などとして実装されている。だからこれは、きっと何かの知恵なんだ、と最近は思うのだ。
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